「第二章・帝国の暴走」
――帝国軍本船アヅチジョー・戦闘機格納庫
帝国軍:ほほ~♪宇宙船ヌスンダグンバ、捕縛完了せり~。ほれ、乗り込むのじゃ!
ニセ元:よ、義元様!せ、船内はもぬけの殻にございます!
帝国軍:な、何故でおじゃぁああ~!!!!!?
「第一章 新たなる妄想」
――遠い昔、遥か彼方の銀河で……
かつて平和だった銀河系は銀河帝国による圧政下にあった。
そんな中、反乱同盟軍のスパイが、帝国の誇る最終兵器であり宇宙要塞である
ザビ・スターの極秘設計図を盗み出す事に成功した。
銀河帝国皇帝が最も信頼を置くダーク・ベイダー卿は設計図奪還と
同盟軍本拠地の早期発見を命じられた。
イツキ姫:やっと……やっと手に入れたのに……
帝国軍の戦艦に襲われた反乱同盟軍の宇宙船の中には
反乱同盟軍の指導者の一人、イツキ・オーガナ姫がいた。
イツキ姫:折角手に入れた設計図……みすみす渡すわけにはいかねぇだ。
おめぇさん達に、これを託すだよ。
必ず……必ずあの人の元へ届けてけろ。
彼女は2体のドロイドに設計図を託し、帝国軍に立ち向かっていった……
――うちの五本槍は、すっかり浅井家に住み着いてますな…
長政:暇だ。
風の槍:はい?
長政:暇になってしまった。仕事が全て終わってしまったのだ。
風の槍:良かったじゃないですか。明日は一日、ゆっくりと休息なされば。
長政:馬鹿なことを言うな。暇など悪だ!生きとし生けるもの、常に正義のため
戦い続けることが義務。まして私は浅井家を守らねばならぬ立場にある人間だ。
それをだらだらと休むなど……
風の槍:長政様ぁ(溜息)
長政:な、なんだ、その呆れかえった眼差しは!
風の槍:長政様も、バカンスにバカンス出来ない、典型的日本人気質なんですね~……
長政:何が言いたい?
風の槍:いいですか、長政様。いい男というのは、休日も有意義に過ごせる人のことを
言うんです。ただがむしゃらに仕事ばかりしていては、家庭が壊れます。
家族サービスって言葉、知ってますか?たまには家のことも顧みてあげないと、
ひい様に嫌われちゃいますよ?
長政:む……。貴様、意外と口達者なのだな……。
風の槍:兎に角、明日はしっかり休んで、ひい様を安心させてあげてください。
最近根を詰めすぎですよ?報告書、ここに置いていきますから。
長政:休日……。
幸村:何やら妙なタイトルでござるな?
佐助:あ~……やらかしましたよ、管理人。俺様どうなっても知らないかんね。
という訳で注意書きです。
・読んでタイトルの如く、どろどろに暗いです。
・裏切り主従。例えどんなオチがあろうとも、
謀反が許せない方は素通りしてください……。
・長いです。
・一応、小説形式です。
幸村:始まりでござる!
――こんなステージがあったらイイな、という個人的妄想。
兵士1:最近暇だよなぁ~……。
兵士2:暇すぎて、逆にだるいよな~……。
小十郎:お前等、だらだらしてんじゃねぇ!
兵士s:す、すいやせん!
小十郎:しゃきっとしやがれ。真面目にやる気がねぇんなら、帰って貰って結構だ。
兵士1:や、やりますやります!俺畑仕事大好き~♪
兵士2:牛蒡って最高っすよね~♪
小十郎:……ったく調子の良い野郎共だぜ。ま、天気が良いのは有り難いが、
こう熱くてはだれるのも無理はない、か。作物の世話も一苦労だ。
兵士3:小十郎様ーっ!大変ですーっ!
小十郎:どうした、騒々しい。
兵士4:あっちの方、大変なんすよ!兎に角大変なんす!
兵士3:なんか、ぼーってなって、わーってなって、ぎゃああって感じなんす!
小十郎:お前等の語彙の少なさしか分からねぇよ……。何があったんだ?
兵士4:侵入者です!
小十郎:侵入者?
兵士3:忍者ですよ!忍者、忍者!俺本物初めてみた~♪
小十郎:喜んでる場合か馬鹿野郎!!!
兵士s:すいやせん……
小十郎:何処の手の者か………まぁ、大方予想は付いているがな。
とっとと支度しろてめぇ等。竜の住まうこの城に忍入ったこと、後悔させてやる。
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