――反乱軍は、本拠にて帝国軍を迎え撃つ。激しい空中戦。
次々と飛び立ち、敵味方共、虫のように落ちていく宇宙船の数々。
反乱軍は、徐々に押されつつあった。
「第二章・帝国の暴走」
――帝国軍本船アヅチジョー・戦闘機格納庫
帝国軍:ほほ~♪宇宙船ヌスンダグンバ、捕縛完了せり~。ほれ、乗り込むのじゃ!
ニセ元:よ、義元様!せ、船内はもぬけの殻にございます!
帝国軍:な、何故でおじゃぁああ~!!!!!?
「第一章 新たなる妄想」
――遠い昔、遥か彼方の銀河で……
かつて平和だった銀河系は銀河帝国による圧政下にあった。
そんな中、反乱同盟軍のスパイが、帝国の誇る最終兵器であり宇宙要塞である
ザビ・スターの極秘設計図を盗み出す事に成功した。
銀河帝国皇帝が最も信頼を置くダーク・ベイダー卿は設計図奪還と
同盟軍本拠地の早期発見を命じられた。
イツキ姫:やっと……やっと手に入れたのに……
帝国軍の戦艦に襲われた反乱同盟軍の宇宙船の中には
反乱同盟軍の指導者の一人、イツキ・オーガナ姫がいた。
イツキ姫:折角手に入れた設計図……みすみす渡すわけにはいかねぇだ。
おめぇさん達に、これを託すだよ。
必ず……必ずあの人の元へ届けてけろ。
彼女は2体のドロイドに設計図を託し、帝国軍に立ち向かっていった……
――目指せ、グランドスラム!
秀吉:いや、我はフィリピン産より台湾産の方が……
慶次:秀吉、もう回ってる。カメラ回ってるから!
秀吉:む…!と、豊臣秀吉の戦国フレンドパーク、か、か、開演!
慶次:ようこそ、戦国フレンドパークへ~♪司会は副支配人の俺、前田慶次とぉ!
秀吉:し、しはいにんの豊臣秀吉だ……
慶次:秀吉、顔が怖い。もっとリラックス、リラックス~
秀吉:し、しかしだな、急に司会だなどと言われても、我にはどうしたら良いかわからん。
慶次:適当に楽しんどきゃいいんだって!まぁ困ったら笛吹いとけ。
秀吉:(ぴ、ぴひょう…)
慶次:そうそう。支配人の一番重要な仕事は、笛吹くことだからな。あとは俺に任せとけ。
それでは本日のゲスト、入場!
政宗:Let's party!Yeah!
幸村:漲るぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!
元親:いて。何だよこのちっちぇコースターは。もっと迫力出せよな~
元就:狭いのだからガタガタ騒ぐな。
佐助:後つっかえてるんだから、早く降りてよ。
秀吉:まぁ……いつもの面子だな。
慶次:お~お~。揃いのジャージで、気合い入ってるねぇ~♪
政宗:正直こんなCoolと程遠いジャージは御免だったんだがな、
幸村が作るってきかなくてよぉ…
幸村:ちーむわーくが大切な戦いと聞いている!何事もまず形から!
気合いの入りようが違うのでござるよ!
佐助:作らされたのは俺様だけどね。また夜なべだよ、夜なべ……。
元就:何故貴様だけ上着がはっぴなのだ。
元親:へ?いや、祭りみてぇなもんだって聞いてたからよぉ。
俺なりに気合いの入ったアレンジを加えてみたんだ。どうだ?
背中に「海の幸」って書いてあるんだぜぃ!
佐助:これ、字間違ってるよ。「海の辛」になってる。
元親:えぇぇええっ!?
元就:ふん、一人で辛い思いをするがよい、愚か者め。
慶次:え~っと、のっけからいろいろあるみたいだけど、
最初のアトラクション行ってみようかっ!
いつき:これから兄ちゃん達には5つのアトラクションに挑戦して貰うべ。
一つクリアするごとに、この10万円相当の金貨をやるだ。
金貨はダーツの矢と交換して、最後のビッグチャレンジに挑戦できるべ。
全てのアトラクションをクリアすると、全日空……
こら、蘭丸!全部おらに喋らせてねぇで、少しは手伝うべ!
蘭丸:面倒くさ~。信長様が出てないなら関係ないね。ネプリーグでも見てこようっと。
いつき:よ、よりにもよって裏番組の名前出すじゃねぇだ!こら!蘭丸!
――最近、無双に浮気してます。
元親:おいおい、いきなりの問題発言だな。
幸村:某達は飽きられたでござるか!?
政宗:いくらなんでもそりゃねぇだろ?
佐助:いやいや、そうやって余裕かましてると、いつの間にか埃を被って……
幸村:ふ、不吉なことを言ってはならぬぞ佐助!
元就:案ずることはない。今日の企画を見よ。
――三国無双4 猛将伝 立志モードで妄想。
このゲームではオリジナルキャラクターを制作。好きな上官に仕官。
あなたの実力次第で、右腕と呼ばれるまでにのし上がっていけます。
敵軍から引き抜かれて裏切ったり、裏切ったフリをして埋伏するのもOK。
どんな生き方をするかは………貴方次第です!
元親:なんだこりゃ?
元就:なんでも姿形や名前、能力などを自分で作成し、気に入りの武将に仕官して
手柄をあげる、というゲームが元ネタらしいな。管理人は現在それに夢中だ。
佐助:あらら~、こりゃ確かに好きそうな設定だ。
元就:それの台詞を我等に宛がってみたい、と騒いでおったのだ。
幸村:あてがって…?
元就:手柄をあげて誉められる、勝手をして叱られる、褒美を授けられる。
その度に出てくる台詞に心酔しておるらしい。
政宗:「叱られる」のも嬉しいのかよ…。
元就:だから、我等もやるのだ。
元親:へ?
元就:立志モード等、我に掛かれば造作も無き事。奴等に出来て、我に出来ぬはずがない。
佐助:卒業旅行のネタで書くとか言ってなかったっけ…?
元就:廻った場所が、本能寺やら真田の墓やら大阪城やら。
どうにも辻褄合わせが面倒なので、断念したらしい。
幸村:は、墓でござるか!?
佐助:実在の人物は不便だなぁ……。
元就:では行くぞ!己が名を決め、どの上官に仕官するか決めるが良い!
捨て駒は常時歓迎しておるぞ。
元親:なんか今日、元就の奴、やたらやる気だな。
政宗:京土産の八つ橋で買収されたらしいぜ。
元親:成る程な…。
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