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戦国BASARAの二次創作文。 政宗、幸村、佐助、元親、元就が中心。 日々くだらない会話をしてます。
Posted by - 2024.11.27,Wed
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Posted by 今元絢 - 2007.12.18,Tue
――後編
半兵衛:さて、最終戦だね。今残っているのは……
    保健室に幸村君とかすが君。校長と交戦中の元親君、元就君。
    移動中なのが、猿飛君と政宗君だね。
久秀:もしもし?うん?うん。頼んだぞ。
半兵衛:何してるの?
久秀:ああ、すまない。少々電話していた。これでも私は様々な仕事を兼業していてね。
   明日は某侵略者たちの状況を説明する仕事がある。
半兵衛:変わった仕事も有るんだねぇ。じゃ、最終戦、行ってみようか。

――保健室
かすが:何をどうしたらこんな部屋が出来るんだ!(怒)
幸村:しょ…しょれがひに訊かれへも、困るへごじゃる……
かすが:壁一面に保健医の写真!宝塚バリの豪華衣装!至る所に全身鏡!
    見たこともない昆虫が出てくるわ、美容液と称した謎の液体が一杯だわ!
    気色悪いことこの上ない!というか……貴様もいい加減に私の足から手を離せ!
幸村:しょ、しょうは参らぬ!離しぇば最後の武器を取らへて仕舞うれはないら……
かすが:転んだ時点で諦めればいいものを、しぶとい奴め……
    あんまり顔を近づけるな!鼻水が付く!
幸村:棚に催涙弾が仕掛けれあったれごじゃる……涙と鼻水がとみゃらぬ……(泣)
かすが:催涙弾……。そんな物仕掛けずとも、誰がこんな写真集盗むか!(蹴)
    ここは保健室と言うより、要塞だな……。ほら、ティッシュ。さっさとかめ。
幸村:うぅ……かたじけなひ……。
佐助:なんか話し声が……(開)うわ!旦那とかすが!?え!?な、何これ!?
   かすがが金色してて、旦那がその足に縋り付いて……どういう状況なの?
かすが:こっちが訊きたいくらいだ……(怒)
幸村:さ、さしゅけまで武器を狙っへ参ったか……どうしゅればよいのら……
佐助:武器?あ~…それなら俺様、もう一個手に入れたから別に……
かすが:貴様になど渡す物か!秘技、第二衣装!
佐助:第二衣装?あ、ラッキ。久々に見た。
幸村:ぐあああ!!!!破廉恥なぁああああ!!!
かすが:ふん、漸く手を離したな。
幸村:はっ!しまったぁああ!!!
佐助:確かに、旦那には有効な秘技かもね……。
かすが:武器、もらったぁ!
秀吉:半兵衛……傘貼りの内職……完了せり……。(どん)うむ?何かぶつかったか?
かすが:痛っ……。何処に目を付けている!
秀吉:なんと!相済まぬ。徹夜続きで周囲がよく見えていなかったのだ……。
かすが:まったく……気を付けろ。
佐助:か、かすが?後ろ、後ろ。
かすが:何を……?はっ!わ、私の卵が!無惨なぺちゃんこにぃぃぃい!!!
秀吉:わ、我のせいか?
かすが:当たり前だ!(泣)
秀吉:す、すまぬ……。詫びの印に……この傘でどうだ?
かすが:いるか!
秀吉:で、では……ペア宿泊券ではどうだ?
かすが:そんなもの、私には必要な………ペア宿泊?
秀吉:町内会の福引きで当てたのだ。場所は健康ランドだが……。
かすが:よし、手を打とう。では、私は帰る。せいぜい励むことだな。
佐助:あのぉ~、誰と一緒に……
かすが:謙信様ぁぁぁぁああああ!!!!!!(去)
佐助:はいはい……訊くまでもなかったですね……。
秀吉:機嫌が直ったようで何よりだ。それにしても……一体何がおきているのだ?
幸村:さばいばるげーむれごじゃる。
秀吉:???
佐助:深く考えない方が身のため(苦笑)。早いトコ内職の報告に行った方が良んじゃない?
秀吉:そうさせてもらおう(去)
佐助:いってらっしゃ~い。………さてと。どうしようか、旦那?
幸村:何がれごじゃるか?
佐助:俺様も秘密って奴を暴露されるのは嫌だしさ、勝ち残らなきゃならないんだよ。
   普段の旦那じゃ正直勝てる気しないけど、今は……何だか知らないけど鼻水だらけ。
   これなら俺様にもちょぉっと勝ち目あるかな~?
幸村:ぬぅぅ……しょれがしとれ……負へられぬぁああああ!!!!!
佐助:へへ~♪そうこなくっちゃね。

――実況席
半兵衛:秀吉、福引き当たったのに黙ってたんだぁ~……。へぇ~、ほぉ~、ふぅ~ん。
久秀:機嫌が悪いようだな。
半兵衛:そんなこと無いよぉ~?さぁて、他の様子を見てみようか。

――職員室前、廊下
元就:(ごごごごご……ずぅん)これで奴等は此方に来られまい。
元親:へぇ、防火扉か。
元就:元々これを切り札にするつもりだったのだが……別の役にたったな。
光秀:アアァァァァアアア信長公ぅぅぅぅううう!!!!今宵は朝までぇぇえええ!!!!
信長:滅せよぉおおお!!!!
元親:なんか…防火扉の向こうから、もの凄い声が聞こえるし……。
   関わり合いになりたくねぇもんな……。
元就:我に勝てるとでも思ったのか?愚かな輩よ。ふふふふ……
元親:いや、殆ど戦ってねぇし。
元就:我は日輪の申し子なりぃぃ!!!ははははは!!!!
元親:おい、いつまで高笑いして……う。
元就:はははは!!!
元親:背中がら空きじゃねぇか……(呟)今なら元就の卵を潰すのは簡単。
   け、けど、いくら何でもそりゃ卑怯か?いや、既にこっちは卑怯な手で
   扱き使われてるんだからそれくらい……だ、だが男としてのプライドが……
元就:何をブツブツ言っている?
元親:何でもねぇ!全く!ホントに!断じて!
元就:気味の悪い奴よ。……む?この気配は……よし。(ばたん)
元親:……へ?お、おい!何で突然掃除ロッカーになんか閉じこもってんだよ?
元就:……。我はここには居ない……という事にしておけ。
元親:はぁ?おい!もとな……
政宗:元親?
元親:おぉ、伊達か。今元就がよぉ……
政宗:元就が、どうした?
元就:………(睨)
元親:い、いや……なんでもねぇ。
政宗:そうか?しかし……まさかお前も生き延びてるとはな。注意力散漫だから、
   とっくにGame overしてると思ってたぜ(笑)
元親:大きなお世話だ。ま、ある意味既に脱落してるがな……。
政宗:結構な人数倒したのか?
元親:参組のレンジャーみたいな奴等とか……まぁ他にも何人か。楽勝だったぜ。
   校長と変態教師には、てこずったがな。
政宗:ほぉ、活躍してるじゃねぇか。生憎俺は邪魔が入ったり、既に諦めてる奴としか
   出くわしてないんでな。いい加減退屈してたんだよ。お前の実力、見せて貰おうか。
元親:………え。マジ?
政宗:さっきチアリーディング部の奴等が、バトンを六本貸してくれたんでね。
   漸く六爪流の本領が発揮できるってもんだぜ。
元親:畜生……チア部の女子共はミーハーが多いからな。
政宗:Let's party!!!Yeah!!!
元親:ちょっと待て待て!んな武器使うの反則だろうが!
政宗:学校の備品だ、構いやしねぇだろ。お前だって、箒抱えてるじゃねぇか。
   それで対抗すればいいだろ?WAR DANCE!!!
元親:危ね!バトンは金属!箒は木製!んなもん受け止めたら真っ二つだっつの!
政宗:言い訳なんざ訊きたくねぇな。俺も妙な秘密をバラ捲かれるのは御免だ。
   手を抜くわけにはいかねぇんだよ!MAGNUM!
元親:ちくしょ……四縛!
政宗:そう来なくっちゃな。……全力で来い。竜が相手してやるぜ。
   CRAZYSTORM!JET-X!HELL DRAGON!PHANTOM DIVE!!!
元親:固有技大盤振る舞いかよ!ぐぁぁあ逃げ場がねぇ!!!
政宗:取ったぜ!HELL DRA……!
元親:くらえ!(しゅー)
政宗:ぐっ……なんだこれは!?
元親:お~……役に立ったじゃねぇか、エイトフォー。
政宗:eight-four……。目が……。くそっ!お前等俺の眼球になんか恨みでもあんのかよ!
元親:こっちからも行くぜ!三覇鬼!
政宗:ちっ……視界が悪いぜ……。
元親:八破ぁ!
政宗:くっ……。これでも……くらいやがれ!(投)
元親:冷て!卵!?これ誰の……
政宗:取ったぜ!
元親:やばっ!
政宗:HELL DRA……
元就:(ごん)……。後ががら空きだぞ、伊達よ。
政宗:なっ……掃除ロッカー……。
元就:貴様の卵は潰させて貰った。潔く負けを認めよ。
元親:元就!?成る程……これを狙って、そこに隠れた訳か……。
政宗:お前等……二人がかりとか……汚ぇ……。
元就:汚くはない。コレも策の内よ。
元親:悪いな伊達。後で午後ティー奢るからよ。
政宗:な……納得いかねぇ……(がくり)

――保健室
佐助:秘技、分身の術!さぁて、本物がわかるかな?
幸村:しゅべて倒しゅのみぃ!ゆくじょ!紅蓮脚!
佐助:なぁんか力抜けるなぁ……鼻声何とかならないの?
幸村:むぅ……しょれがしも何とかしたいのらが……
佐助:とか言ってる間に隙在り!
幸村:ぬぉ!?危ないところれあった……。ひ、卑怯だじょ、さしゅけ!
佐助:だぁって正攻法じゃ勝てないもん。ついでにもういっちょ秘技、変化の術!
幸村:なんと!分身がしゅべて、しょれがしの姿に!?
佐助:うわぁ……自分でやっといて何だけど、暑苦しい光景だな……。
   室温が5度くらい上がった気がするよ。槍じゃなくて箒だけど、多分結構強い筈、
   猿田幸村軍団、突撃ぃ~♪
幸村:ぬぉおおおおお!!!!負けられぬぁああああ!!!!!烈火ぁぁぁあ!!!
佐助:千両花火!火焔車ぁぁ~!う~ん……やっぱ旦那の技は難しいね~…。
   でもこれなら、何とか数で押し切れそうだ。覚悟はいいかい旦那?
幸村:くっ……。同じ箒という武器れは、数の多いさしゅけが上。どうしたものか……
   しょうだ、忘れておった!この部屋に置かれた武器を使用しゅれば……。
佐助:お?何ごそごそやってんの?
幸村:こ、これは!………水風船でごじゃる。(沈)
佐助:ああ、それを使おうと思ったのか。水風船じゃねぇ…(笑)
幸村:むぅ……とりあえじゅ投げてみるでごじゃる!
佐助:うわ、冷た!自棄起こさないでよ。
幸村:うおぉぉぉりゃぁぁあああああ!!!!!
佐助:駄目だこりゃ、聞いてないわ。やれやれ、早く負けを認めてよね旦那。
   目薬とか用意してあげるから………あれ?
幸村:水風船連打ぁぁぁあああああ!!!!
佐助:なんで……眠く?……まさか!この水風船、何か変な物入ってない!?
幸村:ふぅ……全部投げちゃったでごじゃる……。む?一緒に紙切れが入っておるな?
   何々「安眠風船。睡眠薬入り。今宵はコレでぐっすみん、ららん♪だ。」
佐助:そ、そうか……この匂いは……睡眠薬の……。旦那は鼻が詰まってるから……(倒)
幸村:さ、さしゅけ!?……おぉ……よく分からぬが勝ってしまった……。

――実況席
半兵衛:さて、これで残る生存者は幸村君、元就君、元親君だね。
久秀:ここでひとつ、生存者諸君にメールで状況を伝えてやるとしよう。
秀吉:半兵衛……ここか?
半兵衛:秀吉、待ってたんだよ(微笑)
秀吉:うむ。内職は完了したぞ。
半兵衛:あ、うん、それはどうでもいいんだけど。
秀吉:……(沈)
半兵衛:ちょっと後で話があるから、隣の部屋で待っててくれる?
秀吉:?
半兵衛:とぉっても、大事なことだよ(微笑)

――理事長室
元就:ふむ。我の他に残る生存者は、真田のみか。
元親:あのぉ…俺もまだ一応生存者だよな?
元就:貴様など、元々数に入っておらぬ。
元親:……。
元就:とりあえず、真田の行きそうな場所を考える必要があるな。……食堂か?
元親:まぁそんなトコだろうな。
元就:奴は一人。こちらには手駒が居る。そう焦る必要もあるまい。(がさごそ)
元親:おい!何勝手に漁ってんだよ!?ここ、校長の部屋だぞ!?
元就:正確には理事長室だ。理事長がここに羊羹を隠し持っているのを、我は知っている。
   先程は苦労させられたのだ。これくらい食べても罰は当たるまい。
元親:そうは言ってもよぉ………あ。
元就:(がさごそ)
元親:ま、またしても油断だらけ……(呟)今なら確実に割れる。
   だが、どうする!?どうすんのよ俺!?続きはウェブへ!
   ……とか言ってる場合じゃねぇな。幸村に勝ったら、確実に俺はお払い箱。
   で、でもさっき助けられた恩もあるし……いや、盾にされた恨みのが多いが。
   どうするんだ俺ぇぇぇええ!!!!
元就:参の星よ、我が紋よぉぉおおおお!!!!(ごぉぉおお)
元親:危ねぇ!……な、何しやがるっ!
元就:ふん、貴様の手の内など、見通しておる。そろそろ逆らう頃だと思っておった。
元親:ま、待て、俺はまだ……
元就:まだ?やはり逆らう気で居たようだな。
元親:い、いや……その……
元就:ふん、貴様如きが我の裏をかこうなど、一万年と二千年早いのだ。
元親:ちょ、俺の卵を回転させるな!落としたらどうするんだよ!?
元就:分をわきまえることだな長曾我部よ。繰り替えすが、貴様の命運は我が手の内だ。
元親:う……。
元就:我は少し疲れた。理事長の椅子を持て。
元親:ちっ……。いいのかよ。勝手に座ったら、怒られるんじゃねぇの?
元就:おぉ、流石はふかふかだな。
元親:聞いてねぇし。満足気だし。
元就:我が名はサンデー毛利。愛に目覚めし……(ぐしゃ)……。
元親:お、おい……今、背もたれに寄りかかったろ?
元就:……。
元親:ぐしゃって言ったぞ?もしかして卵、潰したんじゃねぇの?
元就:……。
元親:おい。元就?ひょっとして、背中にあること忘れてたん……
元就:五月蠅い五月蠅い五月蠅い!こんなものぉ!!!!!!(投)
元親:俺の卵ぉぉぉおおおおお(追)

――実況席
半兵衛:元親君がぎりぎりで卵を受け止めて、残るは二人か。
久秀:いよいよ最終決戦だな。最後はやはり一騎打ちが浪漫中の浪漫。
   二人を呼び集めるとしよう。

――体育館
元親:よぉ幸村。朝団子の話してた時は、まさかこんな展開になるとは思って無かったぜ。
幸村:元親殿。しょれがしは負けられぬのら!お館しゃまの御為に……(ずびぃ)。
   さにゃだ源次郎幸村、けんじゃん!(ずびぃ)
元親:なんだよ、「けんじゃん」って。お前、どうした?その鼻水。
幸村:お気になしゃれるな。
元親:いや気になるだろ。
幸村:兎に角!しゃいごに勝利しゅるは、しょれがしなりぃぃ!!!いじゃいじゃぁぁ!!!
元親:掛かってきやがれ!一触!
幸村:なんと!しょれがしの卵が釣られてしまっらぁぁああああ!!!
元親:箒とスズランテープで拵えたんだが、なかなかの釣り竿だろ?
   さぁて、これで俺の優勝だぜ!
幸村:しょうは参らぬぅぅう!!!!大車輪!!!
元親:ぐっ……!やべ、落とし……!
幸村:よし、取り返したでごじゃる!(ずびぃ)
元親:そうは行くか!五羅!
幸村:くっ……また取られれしまっら!
元親:さぁ、いい加減に負けを認めたらどうなんだ?
幸村:しょれがしの槍は……(ずびぃ)決しれ……(ずびぃ)……折れぬのら(ずずぅ)
元親:……。
幸村:さしゅけや……(ずずっ)倒してきら人々に…(ずびぃ)報いるためにも(ずびぃ)
   しょれがしは……(ずびぃ)諦めるわけには(ふぇっくしょん!)行かぬ!
元親:もう……もういい……。わかった。わかったから。
幸村:元親殿?何ゆえ(ずびぃ)卵を返してくれるのら?
元親:そんな洟啜られまくって戦えるかよ。なんか虐めてる気分になる……。
幸村:な、情けは無用!しょれがしは、しぇいしぇい堂々……
元親:情けとかそんなんじゃねぇって。頼むから、これ以上悪役にしないでくれ……。
幸村:……?
元親:それ持って、PTAの所に行って来な。俺のは晩飯にでもするからよ。
   幸村、お前が優勝だ。
幸村:ゆ、優勝れごじゃるか!?
元親:おぅ、さっさと行って来い。
幸村:ありがとうれごじゃる!!!!うぉぉおおお!!!お館さ……(はくしょ!……ぽて)
   ……。
元親:……。
幸村:卵、落としちゃったれごじゃる……(泣)

――客室
久秀:素晴らしき戦いを見せてくれた。優勝賞品として、これを授与しよう。
   もう一度温かい拍手を。
元親:へ、へへ(照)どうも~。
政宗:おい、何貰ったんだよ。開けてみろよ。
元親:あ~……お!?パソコンじゃねぇか!
佐助:意外とまともな物くれるんだね。もっと「爆弾一年分」とか言い出すかと思った。
元親:ちょうどいいぜ。開発中の木騎六〇二号に内蔵して、新たな機能を追加してやる!
元就:そのような無駄使いをするでない。生徒会に寄付しろ。
元親:冗談じゃねぇよ。
幸村:ちり紙がなくなったれごじゃる……
政宗:ほら、これやるから。こっちに鼻水跳ばすなよ。
半兵衛:君たち、随分のんびりしているけど、何か忘れてないかな?
元就:何か?
半兵衛:「味噌こっ恥ずかしい秘密」は着々と印刷されて居るんだよ?
元就:……!
政宗:退け!(走)
幸村:うぉぉおお!!!お館様に見せる訳にはいかぬぅぅぅ!!!(走)
佐助:ちょ、旦那!俺の見ないでよ!?(走)
元親:……。勝って良かった……。

久秀:さて、次は「真田幸村」だな。
信玄:どれ、儂が貰おう。何々「彼はつい先日夜中に目を覚ました際、
   廊下に立てかけてあったモップを、老婆の白髪と勘違いした挙げ句、
   恐れ戦き絶叫しながら……」
幸村:それ以上言ってはなりましぇぬぅぅうううう!!!!
政宗:なんだ。大したこと無いじゃねぇか……。幸村の怖がりなんざ、日常茶飯事だろ。
幸村:そ、そんな事はないでござるよ!
佐助:その後泣きながら部屋に駆け込んでこられたから、その日も寝不足で……
信玄:ゆきむるわぁぁああ!!!修行が足りぬわぁああああ!!!(殴)
幸村:お館様ぁあああああ!!!!!!!(飛)
久秀:次は猿飛佐助か。
政宗:どれ、見せろよ。
元就:興味はあるな。
幸村:しょれがしにも見せてくれ!
佐助:ちょ、駄目…!
政宗:……うわ……これは……きついな……。
元就:写真付きか。成る程……これでは確かに……性別が判らぬな。
幸村:変化の術の使い手だったのらな……まぁその……美人さんでごじゃる。
元就:誰しもおなごと紛うであろうな。
政宗:佐助よぉ、First loveってのは……上手くいかない事が殆どだぜ。Don't mind!
佐助:忘れかけてたのに……俺様明日から不登校になろうかな……。
お市:長政様の……秘密……?
長政:よせ!市!見るんじゃない!
元就:向こうは向こうで騒いでいるようだな。
お市:長政様………これ……隠してたの……?市に……内緒で……?
佐助:あれ?これまずいんじゃないの?何隠してたの~?
政宗:なんで嬉しそうなんだよ。
お市:市……嬉しい……
佐助:え?
政宗:どういうこった?
お市:ずっと……欲しかったの……知って……たんだね……。
長政:くそっ……来週まで隠しておくつもりだったのに……
お市:来週……?そうか……クリスマ……
長政:それ以上言うな!えぇい、帰るぞ市ぃ!
お市:………はい(嬉)
佐助:……。
政宗:(ぽむ)まぁ、人生いろいろだ。
元親:何慰め合ってんだ?
政宗:お前は勝者だろ。向こう行ってろよ。
元親:俺だって味噌こっ恥ずかしい話、聞きてぇもん♪
政宗:この野郎……
元就:次は伊達らしいぞ。
政宗:げっ。
小十郎:政宗様の秘密、公表するわけには参りません!
政宗:と言いつつ、真っ先に見るんじゃねぇよ!
小十郎:こ、この写真は……!
佐助:この子どもは……竜の旦那?
元就:八歳くらいだろうな。
元親:隣に敷いてある布団……なんかでっけぇ世界地図が描かれてるぜ?
幸村:あ~、政宗殿。まさかこの歳までおねしょ……
政宗:違う!!!!(恥)これは成実が来たとき、寝ながら菓子食ってて茶を零したんだよ!
   あいつが「わ~い、おねしょにみえる~♪」とか巫山戯て撮りやがったんだ!
佐助:へぇ~
元就:ほぉ
元親:ふぅん
幸村:男らしくないでござるよぉ~?
政宗:信じてねぇ……信じてねぇな。まぁどうせ何を言っても信じねぇんだろうが……。
小十郎:こ、このような写真は、今すぐ抹消いたします!
政宗:遅ぇんだよ……。くそっ……誰が持って来やがったんだこんな物……。
元親:お?最後は元就だな♪
元就:焼け焦げよぉぉおおお!!!!
元親:熱ぢ熱ぢ!何すんだよ!焼けちまったじゃねぇか!ずるいぞお前!
元就:我が秘密……おいそれと晒すわけには行かぬ……
久秀:予備があるぞ。
政宗:おぉ、準備がイイな。
元就:よせ!止めろ!見るでない!
佐助:小学校卒業文集、もうりもとなり。将来の夢「みんなに好かれる大統領」。
元親:……。
政宗:……。
幸村:……。
元就:貴様等!何ほのぼのした目で見つめておるかぁぁあああ!!!!(恥)
元親:いやぁ、元就にも純な時代があったんだなぁと思ってよぉ。
駒達:元就様……。
元就:貴様等全員焼け焦げよぉおおおおおお!!!!!
政宗:落ち着けって。これで、全員か?
佐助:やれやれ、だね。でもさぁ……結局鬼の旦那の味噌こっ恥ずかしい秘密って、
   なんだったんだろうね?
元就:そうだ!貴様だけ難を逃れるなど、不公平だ!
元親:だって、俺勝ったし~♪
政宗:用意はしてあったんだろ?
久秀:一応はな(微笑)
政宗:それ貸せ!
幸村:某も見たいぞ!
アニキ親衛隊:俺達も気になります!!!
元親:てめぇらぁ~!!!!俺、勝った意味ないじゃんー!?

久秀:いやぁ、浪漫溢れる授業だった。卿達には礼を言わねばなるまい。
   手製の賞品も気に入って貰えたようだしな。
半兵衛:手製?あれ、パソコンじゃないの?
久秀:パーソナルコンピュータを模した、時限性発火装置……有り体に言えば、
   プラスチック爆弾だな。私の自信作だ。
半兵衛:そうなんだ。器用なんだね。
    ……さて秀吉、大事なお話、はじめようか?
秀吉:う、うむ?

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