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戦国BASARAの二次創作文。 政宗、幸村、佐助、元親、元就が中心。 日々くだらない会話をしてます。
Posted by - 2025.01.22,Wed
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Posted by 今元絢 - 2010.03.02,Tue

――修学旅行・京都編

幸村:今日は、自由行動でござるぁあああああ!!!!
元親:京都という京都を遊び尽くすぜぁあああっ!!!!
政宗:………。
佐助:………。
元就:………。
元親:なんだおい、元気がねぇなお前等。テンション上げてこうぜ~?
政宗:うるせぇよ。
元就:何処まで人の神経を逆なですれば気が済むのだ貴様。
佐助:結局鼾魔神と格闘して、数時間しか寝てないもんね。
幸村:まじん?
政宗:とりあえず、最初は清水だろ。
元就:そうだな。長曾我部に清水の舞台から飛び降りてもらわねばならぬ。
元親:決定事項!?

――清水寺
幸村:其処に坂が在れば、走るが男なり!うぉおおおおおおおお!!!!!
佐助:転ぶよ~。
政宗:ま、勝手に走らせとけ。………どこもかしこも、土産物屋だらけだな。
元就:賞賛に値する試食の数だな(もぐもぐ)
元親:喋るか食うかどっちかにしろよ。
元就:……何!?チョコ八つ橋だと!?和菓子に洋菓子をねじ込むとは
   店主、貴様ただ者ではないな?八個寄越せ。
政宗:まだ買うのかよ。
佐助:もう一泊するんだからね。ちゃんと賞味期限確認してから買いなよ。
政宗:食い物ばっかり買って、あとで後悔すんなよ。
佐助:そういう竜の旦那は、何振り回してるわけ?
政宗:木刀。さっき、そこの土産物屋で買った。
元親:一人はいるよな、そういうの買う奴……。

佐助:うわ、ホント。高いね~
幸村:流石はかの有名な清水寺。ここから飛び降りる気持ちとは、並大抵ではござらぬ。
政宗:おい、こっち来てみろよ。
元親:この鉄の棒、持ち上げたら御利益あるらしいぜ。
元就:重いのか?
元親:まぁ、そうじゃねぇの?なかなか持ち上がらないのが普通みてぇだから。
幸村:どれ。(ひょい)大したことござらぬ。
佐助:(ひょい)あ、ホント。
元就:(ひょい)なんだ、こんなものか。
政宗:(ひょい)拍子抜けだな。
元親:(ひょい)片手でも軽いな。
佐助:……ねぇ、ちょっと。お坊さんがすげぇ眼差しでこっち見てんだけど。
政宗:なんか人も集まってきたな。さっさと次行こうぜ。

幸村:縁結び……。
佐助:(柏手)旦那がさっさとイイ嫁さん貰って身ぃ固めてくれますように。
幸村:よ、余計なことを祈るな!
佐助:じゃなきゃ俺様、一生主夫業で終わるでしょうが。
元親:彼女欲しい彼女欲しい彼女欲しい……(祈)
元就:お主等、切実だな……。
政宗:女ばっかだな。
佐助:こういう名目の神社だしね。あ、ほら縁結びの石だって。
政宗:目を瞑って岩と岩の間を歩けたら、良縁に恵まれる、か。女の好きそうな話だぜ。
元親:よし、いっちょやるか。誘導頼んだぜ。
佐助:え。誘導アリなの?スイカ割りじゃないんだから……。
元就:もっと右だ。
元親:右か?………なかなか難しいな。
元就:もっと右だ。そのまま真っ直ぐ、真っ直ぐ、もっと真っ直ぐだ。
元親:……?やけに遠いな。おい、本当にこっちか?(開)………。
元就:ちっ。
元親:目の前下り階段じゃねぇか!殺す気かてめぇ!
お市:………。
長政:何をして居るのだ市。
お市:長政様………。あのね、この紙人形に願いを書いて、お金を乗せて水に浮かべるの。
   早く沈めば沈むほど……その願いは叶うんだって……
長政:くだらぬ遊びだな。何を書いたのだ。
お市:長政様と……ずっと一緒にいられますように……。
長政:……っ。
お市:でも市……五円玉しか持って無くて……なかなか沈まないの……。
   もっと沢山お金があれば………早く沈むんだって……
長政:……ふん!馬鹿馬鹿しい商業主義だ。
お市:長政様……。お金足してくれるの……?
長政:私はさっさと次の名所を巡りたいだけだ!
お市:ありがとう………。でも………千円札は……沈まないと思うわ……
長政:………。

――金閣寺
元親:すっげぇええ!!!超ゴージャス!
佐助:これ、全部剥がして売ったら、いくらになるんだろ?
政宗:捕まるぞ。
元就:圧巻だな。小説の題材にもなるわけだ。
政宗:小説?
佐助:竜の旦那、全然本読んでないでしょ。
政宗:ほっとけ。
幸村:確かに凄いが、目がちかちかするでござるな。
元親:すげぇなかっけぇなぁ。俺の木騎も金メッキにするかな?
元就:悪趣味だぞ。
幸村:顕如殿と被ってるでござる。
元親:それは一理あるな……。ま、兎に角写真撮ろうぜ。
政宗:また俺がシャッター掛かりかよ!さっきからちっとも写ってねぇんだぞ!
元親:細けぇこと気にすんな。
政宗:アルバムまで居ない者扱いされてたまるか。通行人に頼んでくる。
   Ah~……悪い、シャッターを頼みたいんだが……
光秀:はい?
政宗:………なんでお前が居るんだよ。
光秀:いやですねぇ………引率の先生ですよ……。巡回するのは当然です……んふふふ。
元就:巡回と言うより、徘徊の方が相応しい気がするがな。
光秀:写真ですか……いいでしょう。遺影に持ってこいの、
   素敵な一枚をお撮りしましょう………
政宗:ありがた迷惑だよ。
光秀:はい、ち~………。撮れましたよ。
元親:チーズじゃねぇのかよ!
光秀:解っていませんね………「チーズ」の語尾は「ズ」。
   笑顔の写真が撮れなくなってしまうでしょう……写真を撮る時は、
   「はい、血」が一番良いんです……
佐助:解るような、解らないような……。
光秀:では……私は巡回に戻るとしましょう………くくく……
幸村:明智殿………もの凄い量の御守り付けてるでござるな。
佐助:げ。全部地主神社の奴だし……。
政宗:誰との縁結びを願ったんだか、聞きたくねぇな。

――伏見稲荷
政宗:これだけ鳥居が並んでると、なんだか別なものに見えてくるな。
幸村:どこまでも続いていそうでござる♪
佐助:………。
幸村:どうしたのだ佐助?何やらぼんやりして居らぬか。
佐助:いや、俺様あんま宗教とか信じないんだけど、なんか此処落ち着くわ。
元親:ああ、たまにあるよな。パワースポットとかよぉ。
元就:波長が合う、という奴であろう。
政宗:「稲荷」だからな。何処かの天狐仮面には居心地が良いんだろ。
佐助:竜の旦那、張り倒すよ。
幸村:ゴールでござる♪……お?何やら旨そうな匂いが……
政宗:Hum……焼き鳥か、旨そうだな。
幸村:皆も食べるでござろう?店主殿、五本くだされ。
元就:勝手に決めるな。だが、食ってやらんこともない。
佐助:あ、美味し。
元親:ちょっと変わった味だな。
店主:ああ、それは雀だよ。
政宗:………。
元親:………。
元就:………。
店主:この辺の名産でね。なかなか美味しいだろ。
幸村:大変美味しゅうござりまする♪
佐助:なかなかの珍味だよね。
政宗:お前等……よく食えるな。そこら辺にうじゃうじゃいる鳥だぞ……。
佐助:別に、鳥は鳥だし。
幸村:美味ならば良いではないか。
元就:まぁ、そうだな。(もぐもぐ)
元親:切り替えた!……俺はちょっとな……姿形もそのままに見えてきたぜ。
幸村:………。
佐助:旦那~、いくら美味しいからって、そこら辺の雀狙っちゃ駄目だよ。
幸村:うぐ……。

――京都タワー
政宗:思ったより見晴らし良いな。
幸村:高いでござる~♪
元就:京都は建造物の高さが制限されておるからな。遠くまで見渡せるのだ。
元親:お?あれ、法隆寺の五重塔だってよ。
幸村:あ!双眼鏡!某にも見せてくだされ!
元親:これ結構見えるんだよな~。お?あそこの会社、OLが茶ぁ溢してんぞ。
佐助:え?何、そんなに見えるの?
幸村:(見)おお~、建物の中のテレビまで見えるでござる。今ドラマをやっておるぞ。
元親:(見)昼ドラだな。「いいんですか?奥さん。」「もう私、決めたんです!」
   「後悔、しませんね?」「ええ、私……私貴方を……!」「奥さん……!」
政宗:気色悪い小芝居してんじゃねぇよ。音声は聞こえねぇだろうが。
元親:まぁ、待て。今良い所なん……(がしゃん)ああっ!100円切れた!
   おい伊達、100円玉貸せ!
政宗:知るか。両替機で崩してこい。
謎人:(ずい)………。
政宗:な、なんだお前?
元就:このタワーのマスコット、たわわちゃんだな。
幸村:可愛いでござるな♪
政宗:なんで此奴、こんな驚いてんだよ。
佐助:そういう顔なんでしょ。
たわわちゃん:………。
政宗:そ、そんなに真っ直ぐ見つめるな!
幸村:政宗殿、照れておられるのか?
政宗:Hah!?
佐助:そっか~、竜の旦那、こういう子が好みなんだね。たわわちゃん、女の子だし。
元就:そうなのか。末永く幸せにな。
政宗:おい、いい加減にしろよ……。
元親:………伊達。
政宗:Ah?
元親:なけなしの小遣いで買った、たわわちゃんキーホルダー、お前にやるよ。
政宗:………。
元親:大事にしろよ!……さぁて、双眼鏡の続きっと♪
政宗:お前、ただ小銭作るために買っただけだろ……。

――太秦映画村
怪獣:ぎしゃああ……
幸村:おぉ!格好いいでござる!
元就:コンセプトは江戸時代ではないのか?何故池に怪獣がおるのだ。
佐助:良いんじゃない?映画村なんだし。
元親:見ろよ、遠山の金さんのセットだってよ!
政宗:出たな、年下第2弾。
元親:細かいこと気にすんな。この桜吹雪が目に入らねぇか!
佐助:なんか、いろいろ混ざってない?
幸村:お?何故このような所に写真館があるのだ?
元就:映画の登場人物になりきって、写真を撮ろう、とあるぞ。
政宗:Ah,衣装着て写真撮るって奴か。
元親:お?面白そうじゃねぇか。やろうぜ♪
佐助:えぇ~、結構高いよ?
元親:いいじゃねぇか、思い出思い出。
佐助:面倒だなぁ。じゃ、俺様、忍者衣装で。
幸村:普段着ではないか。
元親:それじゃあ芸が無ぇだろ。俺が決めてやるぜ。おっさん~これとこれ、頼むわ~。
元就:甚だ不安だ……。

――数分後
政宗:………これは
元就:新撰組……だな。
佐助:それこそ年下の人達だよね?俺様達が着ても、
   ミッキーがドナルドのコスプレしてるようなもんじゃないの……?
元就:長曾我部の阿呆は、まだ着替えて居るのか。
政宗:アイツ、妙に張り切ってるよな。……この衣装も、戦うにしちゃ随分派手だな。
佐助:あの人達も、竜の旦那にだけは言われたくないと思うよ。
声:お前等、着替え終わったか?
佐助:この声、鬼の旦那?
政宗:試着室からだな。
元就:貴様、なんの思惑あって我等にこのような格好をさせるのだ。
声:王道中の王道だ。京都来たらこれだろ。女子には最もウケがいいんだぜ?
政宗:ま、別に悪かねぇけどよぉ……お前も幸村も、いつまで着替えてんだ?
声:もう完成したぜ。な?幸村。
声:し、しておらぬ!このような姿をさらすくらいなら、某は腹を切る!
佐助:ちょっと鬼の旦那……何させてる訳?
声:まぁ、楽しみにしとけよ。おら、幸村立て。安心しろ、お前は最高だ。
声:うぅぅ……
声:じゃ、行くぜ。お目見え~っと♪
元就:んなっ……!
政宗:げ……。
佐助:うわぁ……。
政宗:だ、誰だお前は!
花魁:誰だやなんて……冷たいお人でありんすなぁ。
   貴方様のお顔は、毎日のように見ておりますえ。
元就:ま、まさか……ち、ちょうそかべ……か?
花魁:ふふ……それは誰でありんすか?わっちは、桃親でありんす。
佐助:やっぱ鬼の旦那じゃん、おどかさないでよ!
桃親:ばれちまっちゃあ、仕方ねぇ。けど、ぱっと見解らんねぇだろ?すげぇだろ?
政宗:喋るな、いろいろ台無しだ。
桃親:やっぱこれ、いけるよな。これで今年の文化祭、女装コンテストはいただきだぜ!
佐助:ちょっと待ってよ……まさかとは思うけど………旦那も?
桃親:さぁ、どうかな?姐さん、皆様お待ちかねでありんす。出てきておくんなまし。
花魁:う、うぅ……
政宗:ゆ、幸村!?
花魁:わ、わっちは、み、深幸太夫でありんすでござる……。………うあああああ!!!!
   やっぱり無理でござるよ元親殿ぉおおおおお!!!!!
元就:いや、これはなかなかだぞ。新しい商売になりそうだな。
桃親:だろ?新撰組つったら、深幸太夫。漢字はちょっとばかし違うが、
   完璧だな、俺のチョイス。
深幸:冗談ではござらぬ!
佐助:………。
深幸:じ、じろじろと見るな!
佐助:いや……なんか商売柄、こう上手く化けられると悔しくて……
   俺様も対抗してイイ?
政宗:止めろ、収拾が付かなくなる。そろそろ集合時間だ。写真撮って、さっさと戻るぞ。

――ホテル
佐助:……ねぇ、班長。本当に此処?
政宗:住所はあってるし、「歓迎私立婆娑羅学園御様」って書いてあるだろ。
佐助:けどさぁ……この名前。本当にこれ、ビジネスホテル?
元就:「ホテル蜜月」か。
幸村:蜜月って、三日月のことでござるか?
元親:ゆったりたっぷりのんびりって雰囲気には、見えねぇな……。
半兵衛:おや?やっと戻ったようだね。君たちの班が最後の到着だよ。
政宗:おい、お前か。
半兵衛:何がだい?
政宗:京都の宿泊先を決定したのはてめぇかって訊いてんだよ。
半兵衛:ふふ、やっぱりセンスが出ちゃうのかな?イイホテルだろう、此処。
    特別に格安にしてくれてね。昨日と違って温泉は無いけど
    部屋によってはジャグジーがあるんだよ!すごいよね~。
政宗:おかしいだろ!何で修学旅行のホテルにジャグジー付いてんだよ!
半兵衛:あ、君らの部屋は4Fね。一番奥の部屋だからすぐ解るよ。
政宗:聞け!
半兵衛:本当は一班4人なんだけど、君たちの所だけ5人班だから、
    ちょっと部屋の形態違うけど構わないよね?じゃ、御案内~。
佐助:なんか、凄い嫌な予感がしてきたんだけど……

――部屋
一同:………。
半兵衛:あれ?おかしいな。ツインの筈だったんだけど、ダブルの部屋だったね~。
元親:白々しいうっかりだな、おい。
半兵衛:人数は変わらないから別に良いよね。そこのベッドに二人寝て貰って、
    こっちの和室に3人分布団を敷いてくれれば、十分5人入れるから。
    ベッドも布団もOKなんて、粋な計らいだよね~♪
政宗:どんな計らいだ!
半兵衛:何深読みしてるんだい?寝相が悪い子は、布団の方がイイってそれだけのことさ。
    すぐ夕食だから、食堂集合。あ、ベッドの横のスイッチは、丸い方が電気だから。
    四角い方は押しちゃ駄目だよ。ベッドが大変なことになるからね。じゃ!(去)
一同:………。
元親:どーすんだこれ……。
幸村:某、ベッドの方がいいでござる~♪(跳)
佐助:駄目。絶対駄目。
幸村:な、何故だ……?
佐助:………とりあえず、荷物置こうか。
政宗:野郎二人でダブルなんざ、冗談じゃねぇぞ……。
元就:では、和室で5人ひしめき合って寝ろとでも言うのか。
元親:それはそれで気持ち悪ぃな……。
政宗:今は忘れろ。飯行くぞ、飯。

――夜間外出
佐助:今日は夜間外出してイイんだよね。どこ行くの?
幸村:あんみつだ。
佐助:……。
幸村:あんみつを食べに行くぞ。某、京都に着たというのに、
   ほとんど甘味を食べておらぬ。
佐助:試食で全種類網羅したくせに、よく言うよ……。
元就:我もあんみつに一票だ。
元親:甘味ねぇ……構わねぇけどよぉ、もう8時近いんだぜ?店開いてんのか?
政宗:夜中に甘味食う奴いねぇもんな。諦めろ。
幸村:そんなぁ!何のために京都まで赴いたというのだ!
政宗:修学だろ。
元就:学問より腹に甘味を収めるほうが先決だ!
政宗:生徒会長にあるまじき発言が出たぜ。
元親:んなこと言ってもよぉ……
慶次:な~に不景気な面付き合わせてんだい?
政宗:出た。
慶次:人を化け物みたいに言うなよ~。
幸村:慶次殿は京都にお詳しいのであろう?
慶次:ん?まぁな。半分地元みたいなもんだし。見慣れてるから、夜は出歩く気も
   無かったんだけど……アンタ等は出かける気満々みたいだね(笑)
幸村:どこか、あんみつを食べられる所ご存じないか?
慶次:あんみつ?今から?
佐助:さっき、あれだけ夕飯のカレー食べたのに、よく食べるよね……。
元就:カレーなどでは腹が膨れぬ。学生にはとりあえずカレーを出しておけば喜ぶという
   浅はかな魂胆が見え見えではないか。
元親:まぁ確かに、京都でカレーはぴんと来ねぇよな。
慶次:あんみつ……ねぇ。あ!あんみつではないけど、甘い物ってことなら
   良い場所があるよ。
幸村:誠か!
慶次:ああ、案内してやるよ。

――ファミレス
政宗:成る程、ファミレスなら遅くまでやってるな。
慶次:さぁ、来たぜ。此処の特製パフェ、抹茶キャッスル!
幸村&元就:うぉおおおおお~!
佐助:これ、本当にパフェ?2リットルボトルくらいの大きさなんだけど。
慶次:食べ甲斐あるだろ?
幸村:いただきまする~♪
元就:抜け駆けは許さん!バニラアイスは全て我の物だ!
慶次:喜んでもらえたみたいで良かったよ(笑)
政宗:俺は見てるだけで胸焼けしてきたぜ……。Coffeeでも頼むか。
佐助:俺様、烏龍茶でよろしく~。
慶次:んじゃ、俺はメロンソーダ♪
元親:俺、コーラな。……あ、そうだ前田よぉ。いいもん見せてやろうか?
慶次:何々?写真?……あ!これ、あれだろ。映画村の奴。
元親:そうだ。結構高かったんだぜ~。
慶次:いいよなぁ、俺も撮れば良かったよ。……あれ?このお姉さん達、誰?
政宗:………。
佐助:………。
慶次:え?え?何その無言?
元親:別嬪だろ~?
慶次:ああ、すっごい別嬪。誰誰!?紹介してくれよ~。
元親:~~~~~っ!!!!
慶次:何笑い堪えてんだよ。教えろよ~。
佐助:アンタ等、いつも楽しそうでイイね……。

幸村:……………けぷ。
元就:…………けふっ。
佐助:ちょっと、二人ともお下品だよ。
元就:流石に少々食い過ぎたわ……。
幸村:抹茶キャッスル……なんという強敵。よき戦でござった……。
元就:……………。
元親:おい、何うつらうつらしてんだお前等。
元就:腹が満ちれば………眠気が襲うは……世の心理…………
幸村:………zzzz
佐助:立ったまま寝ないでよ!
政宗:満腹で眠くなるって、幼児かお前等。……Ah~、電車当分来ねぇな。
   このままじゃ集合時間に遅れてまた正座だぜ。
慶次:タクシー拾おうか。……あ、けど、6人一台だときついかもな。
政宗:仕方ねぇ、2台止めるか。Hey,taxi!
運転手:毎度~。
元親:とりあえず、先乗ってくぜ。
佐助:ちょっと。頼むから寝惚け眼は一人連れてって。
元親:しょうがねぇなぁ。おい、元就。行くぞ。
元就:………zzz
元親:完全に寝てやがる……。前田、お前助手席乗って、場所説明しろ。
慶次:了解っと。
佐助:あ、もう一台来たよ。
政宗:Hey,taxi!
運転手:いらっしゃい。どちらまで?
政宗:近くだ。ホテル蜜月まで。
運転手:…………蜜月。………お兄さん方、お3人で?
佐助:……そうですけど?
運転手:…………。ま、若い内は、何事も経験ですからね………
政宗:………。
佐助:………。
幸村:zzz……

――ホテル
佐助:やばいって。あの運転手、絶対何か誤解してたって。
政宗:忘れろ。
慶次:ただいま………。
政宗:遅かったな。先に出てったのによぉ。
元親:ホテルの名前言った途端、運転手に、「まっとうな道を歩め」だの
  「高校生らしく」だの「寝込みは良くない」だの、延々と説教されてな……。
慶次:修学旅行だって信じて貰うまでに、もの凄く時間が掛かったんだよ……
佐助:恐るべし、ホテル蜜月……。
慶次:じゃ、俺は部屋に戻るわ。折角の泡風呂だから、入って寝るかな(去)
元親:アイツの部屋……ジャグジー付いてんだ……。
佐助:お、俺等もさっさと戻ろう。

――部屋
政宗:忘れてた……
元親:こういう部屋なんだっけか……
佐助:もう良くない?既に寝てる人、ベッドにおいとけば。
政宗:そうするか……。


――翌朝
慶次:あ。おっはようさん!みんなお揃いで………って、何そのげんなりした顔?
元親:朝、幸村が間違えて四角いスイッチ入れてな。
幸村:まさか……ベッドがあんな形態になろうとは……(怯)
元就:もう洋物は懲りた。日本人なら敷き布団だな。
慶次:……?
佐助:と、兎に角さ、楽しもうよ!ほら、今日は体験学習だって、楽しみだねぇ~。
元就:………。
幸村:………。
佐助:……(溜息)

――体験学習
政宗:なんだ?体験学習って。
元就:染め物や機織りなど、伝統工芸数種類の中から一つを選び、体験できるらしい。
政宗:面倒くせぇなぁ……染め物にでもするか。
幸村:某、お茶碗の絵付けに致す!
佐助:じゃあ、俺は機織りにでもしようかな。
元親:俺ぁ……象嵌にするぜ。
元就:我は扇の絵付けにするぞ。

――数分後
幸村:完成でござる~♪
佐助:わあ、じょうずにかけたねぇ。
幸村:何故棒読みなのだ。
佐助:そんなことないよ。このもじゃもじゃしたイラストは、ムックと見せかけて
   やっぱりお館様なんでしょう?流石は旦那だねぇ。
幸村:違うぞ。
佐助:え?意外。じゃあ何?
幸村:佐助の後頭部だ。
佐助:なんで後頭部!?
幸村:焼いて貰ってくるでござる~♪
佐助:………あれでご飯食べられるの、すっごい嫌なんだけど。

元就:象嵌とは何だ?
元親:金箔やなんで模様を象って、アクセサリーやタイピンにするんだよ。
   おら、うちの家紋だ。
佐助:あ、器用だね~。
元親:細けぇ作業は、ガンプラで慣れてるからな。お前等は、もう完成したのか?
佐助:機織りって言っても、本気でやると時間掛かるしね。こんな掌サイズだよ。
元就:コースターにでもすれば良かろう。
佐助:あ、それいいね。毛利の旦那は?
元就:扇だ(ばさっ)。
元親:おい、伝統工芸の扇って、もっと花とか鳥とか描くんじゃねぇのか?
元就:この世で一番美しき物、日輪を描いたまで。
佐助:酔っぱらいが持ってる、日の丸の扇みたいだね……。
元親:伊達はどうした?
政宗:God damn you!!!
佐助:なんかあっちで興奮してるよ。
政宗:色がはみ出た!畜生、やり直しだ!
元就:彼奴、面倒だとぼやいておらなんだか?

――土産物屋
幸村:もう帰るのでござるかぁ~……(沈)
元親:高校の修学旅行つったら、普通3泊はしねぇか?
佐助:そうすると、前後編に収まらないんだってさ。
元親:なんだよ、その勝手な事情。
政宗:新幹線の発車時間までは、土産買って待てってよ。
元就:清水で粗方買ってしまったからな。
元親:写真とか、他の土産も結構あるしな。
幸村:あんな写真など、お土産ではござらぬ!
佐助:………。うち帰ったら飾ろっかな~。
幸村:佐助!
佐助:冗談だって(笑)
政宗:………。
元親:何、荷物漁ってんだよ伊達。
政宗:………。何とか収まらないかと思ってな。昨日買った木刀が邪魔くせぇんだよ……。
元就:そんなものを買うからだ阿呆め。
政宗:6本買わなくて良かったぜ……
店員:ありがとうございました。
元親:お?幸村、何か買ったのか?
幸村:八橋くんキーホルダーだ。お館様へのお土産でござる。
佐助:大将も引率で一緒に来てるでしょうが。
幸村:お土産は何を貰っても嬉しい物でござる♪
佐助:やれやれ……。他の人は?もう買い物は大丈夫?
元就:もうしばし待て。………(もぐもぐ)やはり、皮だけの八つ橋も買って行くか。
佐助:どんだけ試食すりゃ気が済むんだよアンタ……。

――新幹線
まつ:犬千代様、駅弁を買って参りました。はい、ア~ン♪
利家:あ~ん♪
まつ:ま、ほっぺたにお弁当が付いておりまする。もう、子どもなのですから。
利家:すまんすまん。………しかし、車内が静かだな。
政宗:………zzz
幸村:………zzz
佐助:………zzz
元就:………zzz
元親:………ふがっ………zzz………
まつ:皆、はしゃぎ疲れたのでしょう。微笑ましいではありませぬか。
利家:うむ。よい修学旅行だったな、まつ!
まつ:はい。では、犬千代様、もう一口……ア~ン♪
利家:あ~ん♪

 

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