アンケート1位、明智と半兵衛。阿呆仕様。
ラジオ「深夜に全開・ギリギリMC」です。
面子が面子なので、危うい表現があります。
嫌な予感のする方は素通り願います……
半兵衛:みんな、元気にしてるかな?大和生まれのアフロディテ、竹中半兵衛だよ。
光秀:信長印の大和撫子、明智光秀です………。さて、今日は何のイベントなんです?
半兵衛:3の製作も快調。ここらで一つ、宣伝的なことをしようって言うラジオ番組だよ。
ところが、番組側の連絡ミスで、例の5人の出演者がまだ到着していないんだ。
光秀:成る程、それで急遽私達が呼ばれたわけですね……。
半兵衛:そう。僕らの担当する、『深夜に全開・ギリギリMC』は
収録も終わったことだし、本当は早くエステにでも行きたいんだけど。
光秀:これもまたお仕事ですよ………。んっふっふ折角の機会です。
魅せて差し上げましょう………目眩く愛と血の宴を!
半兵衛:と言うわけで、行ってみましょう。急遽放送、
『真っ昼間から全開・ギリギリMC』!
~~♪~~♪♪~♪
光秀:腰を折るようで悪いのですが………一体何をすれば良いんです……?
半兵衛:打ち合わせも何も無しに、ブースに放り込まれたからね。
一応、台本は貰ってるんだけど……
光秀:コレが主な企画ですか……。「製作秘話」「出演者への思いを語る」
「今回の見所」……と。
半兵衛:うわ、普っ通。全然面白くないね。
光秀:そうですか……?信長公への思いならば、朝まで生テレビが出来ますよ……。
半兵衛:もっとリスナーの需要を考えないと。中の人のキャラクターに対する感想とか、
言って欲しい台詞とか、そんなのは公式に任せておけば良いんだよ。
光秀:それ、私達が言って良いことなんでしょうか……?
まぁ、少々変わった趣向にしたいという意見には賛同しますがね……んふ。
半兵衛:そもそも僕、3では出番無いっぽいし、此処は一つ、こんな企画でどうかな?
――「逃げずに答えろ質問コーナー!」
光秀:嫌がらせですね。
半兵衛:そうだよ。
光秀:くっくっく……貴方も正直な方だ……
半兵衛:訊きたい、でも訊けない!そんなリスナーの要望を僕が代弁。
新入りを含む、総勢34名の出演者全員にアンケートを取ってきたよ!
光秀:ほう、あの我の強い方々が良く答えましたね……。
半兵衛:匿名で、尚かつ3での自己アピールを許可するって特典付けたら、
結構みんなあっさり了承してくれたよ。
光秀:なんだかんだ、目立ちたがり屋ばかりですからねぇ……
半兵衛:ま、自己アピールの方は勝手にやって貰うとして、
光秀:おや?貴方がその場を用意するんじゃないんですか……?
半兵衛:「僕が許可する」ってだけだよ。その後どうするか何て知らないさ。
光秀:んっふっふ……策士でいらっしゃる。
半兵衛:スタッフが何か文句言いたげにしてるけど、番組に穴開けたくないなら
余計なことはしない方が良いよ。
光秀:殆どテロリズムですよ………くっくっく。
半兵衛:いいじゃないか。統計とか、僕も結構頑張ったんだから。じゃ、早速最初の質問!
「出演者の中に、此奴とは合わないという奴が居る」(34人中30人)
光秀:いきなり多いですねぇ……仲の悪いチームだと思われるじゃないですか……
半兵衛:君だって、Yesって回答しているじゃないか。
光秀:まぁ、私も人間ですので、苦手の一つや二つ……
半兵衛:人間だったんだ。意外。
光秀:ええ、実は………んふ。
半兵衛:ちなみにNoと回答しているのは、こんな面子。(表)
光秀:ああ、既に達観してらっしゃる方々ですね……
半兵衛:人間、年取るとどうでも良くなるらしいからね。
それぞれに理由を書いて貰ったんだけど……
光秀:「それぞれ」ということは、皆さん複数人書いているんですか……?
半兵衛:結構そういう人も多いね。特定の個人に理由を列挙してる人もいるけれど。
一部を紹介すると……「気持ち悪い」「生理的に無理」「変態」
「自分の世界に帰ってください」等々。
光秀:限りなく快感なお言葉ですが……匿名の意味、無いですねぇ……。
半兵衛:さぁ?仕方ないじゃないか。君、堂々の一位だから、理由も沢山あるんだよ。
光秀:アアアッ……!そんなに誉めないでくださいよ………っ!!!(悦)
半兵衛:他には……「軽薄」「会話が成立しない」「破廉恥だから」「家やすマジ殺す」
「友達の多さを見せびらかしてきて鬱陶しい」「英語がうざい」
なんて言うのがあったよ。
光秀:自分のことを棚に上げて、皆さん好き放題言ってますねぇ……
半兵衛:誰しも、己の姿が一番近くて見えないものさ。次の質問行くよ。
「出演者の中に、気になる異性が居る」(34人中9人)
半兵衛:これは完全に、僕の設問ミスだ。
光秀:ミスですか……?確かに、大の大人が30人以上も集って、
9人というのは少ない気もしますが……
半兵衛:こんなもの、全然「訊いたら怒られそう」じゃないよ。
夫婦それぞれ+αだけじゃないか。
光秀:その+αがどなたなのかは敢えて言及しませんが……まぁ当然の結果でしょうね。
半兵衛:公式が何とも言っていない以上、ここの所は質問しても無駄なんだよ。
光秀:出演者以外では、配偶者の居る方も居られますがね……。
異性となるとなかなか……。そも、私の興味って信長公だけですし……。
半兵衛:だから、次の質問はちょっと工夫したんだ♪
「敢えて選ぶなら誰?」(必須回答・配偶者不可)
光秀:これ、意外と答えにくい質問でしたねぇ……
半兵衛:ちなみに君、誰選んだの?
光秀:身内ですよ……。そも、女性がかなり少ないですからね……。
半兵衛:でも、男性陣は結構真面目に選んでるよ。理由もそれなりに書いてるし。
光秀:「近所に住んでるから」「友の友だから」ですか……。
なんだか言い訳のようですねぇ……言い訳がましい男は嫌われますよ……ふふ。
半兵衛:これみたいに「胸・尻・足」とか、明確すぎても困るけどね。
光秀:意外と新入りの方も人気があるのですね……
半兵衛:まだ謎が多いからね。興味もあるんだろう。
あ、男性の人気一位は蘭丸君だよ。
光秀:女性陣は交わすのがお上手だ……くく。
半兵衛:でも、この質問はあくまで前座。こういう微妙な結果になることは想定済みだ。
さぁ、ここからが本番だよ!
(必須回答)「同性の中で、この人ならイ………
~~~♪「しばらくお待ちください」~~♪
半兵衛:え~っと……スタッフからストップが掛かっちゃったので、
僕は納得いかないけど、質問内容を柔らかい表現に変更してお届けします。
(必須回答)「異性に生まれ変わった時、出演者の同性の中で付き合いたいのは?」
光秀:信長こぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
半兵衛:興奮しないでよ。インカム吹っ飛んだじゃないか。
光秀:理由!?理由ですか!?何時間でも語りますよ………んふっ……くっくっくく
アハハハアアアッッハハハハハハアアアアアハハハッハアアアアア!!!!!!
半兵衛:答えなかったり、全員嫌だなんていう回答をした人には、
秀吉が物欲しそうな顔で家の前に正座し続けるっていう特典を付けたら
みんな渋々書いてくれたよ。
光秀:私の熱弁放置ですか……?それもまた一興……くくくくっ
半兵衛:女性陣での一位はいつき君だね。
光秀:ああ、子どもを書いておけば、当たり障り無いですからねぇ……
半兵衛:いつき君本人は、「全員大丈夫だべ」というプレイボーイならぬ
プレイガールぶりを披露してくれたよ。
光秀:子どものくせにやりますねぇ……んっふっふ
半兵衛:理由は「おらも、だいなまいつになる方法を教えて欲しいです」だそうだ。
意外な人が、意外な人を書いてるパターンもあったよ。
光秀:ほう。
半兵衛:「市も……飛びたいから……」だそうだ。
光秀:完全に匿名の意味がないですねぇ……。第一、飛べる人というと、
かなり限られませんか……?
半兵衛:飛ぶのは構わないけど、彼女の場合、手を滑らせそうだな。握力なさそうだし。
光秀:空から降ってきた少女……ラピュ○のようですねぇ……ふふ。
半兵衛:名作も一瞬にしてホラーだね。かくいうお相手は「謙信様」って書いてるけど。
光秀:アリなんですか……?それ。
半兵衛:まぁ、微妙なとこだよね。
光秀:男性陣の方はどうなのです……?当然、信長公がぶっちぎりだと思いますが……。
半兵衛:君が卒業論文並みの理由を付けて提出してくれた他は、
残念ながら彼への投票は1票だけだ。
光秀:1票………
半兵衛:予想が付くだろう。まだ質問の意図を理解できないレベルの年齢の子だよ。
光秀:やはり、あの子どもとは一度白黒はっきり付けた方が良さそうですねぇ……んふ。
半兵衛:大人げないことは止めなよ。信長公が一位になることを
期待していたんじゃないのかい?
光秀:人気者になって欲しい……でも、自分だけのものでも居て欲しい……
複雑な乙女心という奴ですよ。
半兵衛:ふぅん。
光秀:貴方こそ、誰に投票したんです?
半兵衛:僕はみんなのものだからねっ!日本国民くらいなら完食できる自信があるよ!
光秀:来る者は拒まず、ということですか……?
半兵衛:真に美しい者は、分け隔て無く全てに愛情を注がないといけないんだよ!
さて、他に2票以上獲得した面子は、本多君、信玄公、家康君などなど。
光秀:ああ、それぞれ何となく想像つきますねぇ……。
半兵衛:でも理由は「おやがだざぶわぁあああ」とか「ホンダム発進」とか
よく解らないのが多いんだよね。僕としては、もうちょっと生々しい感じを
期待してたんだけど……
光秀:○○で○○を○○したいとかですか……?
半兵衛:そうそう。○○なら○○を○○できそうとか。
……ちょっとスタッフ。勝手に音声処理しないでくれよ。
光秀:生放送だというのに、彼等もやりますねぇ……。
半兵衛:放送禁止だろうが、僕らの番組じゃないから関係ないし。
なんなら、○○と○○の話でも……
~~♪「しばらくお待ちください」~~♪
半兵衛:折角ピンチヒッターしてあげているのに、どうしてこんなに制限されなきゃ
ならないんだい。つまらないな。
光秀:んっふっふ……まぁそう腐らずに……。貴方同様の猛者もいるじゃないですか……。
「仕事と思えば誰でも平気」だそうですよ。
半兵衛:ああ、でもその人、「敢えて選ぶなら」って釘指したら、
結局特定の個人挙げてたから。
光秀:最初の「嫌い」と同じ人物を挙げている、変わった方もいらっしゃいますねぇ……
理由は、「付き合いが長いから。それだけ。」だそうです。
半兵衛:世に言うツンデレって奴さ。
光秀:おや?急成長した竹千代も2票入っているのですね……。
一人は大方予想が付きますが、もう一人は誰なんです?
半兵衛:理由を見れば、誰だか解ると思うよ。
光秀:ほう……「家やす、マジ殺す」ですか。
半兵衛:複雑な愛憎模様って所かな。質問を理解していないのかも知れないけど。
光秀:私はそれ以前に、「康」の字くらい漢字で書けと言いたいのですが……。
半兵衛:次は出演者の中に上司、及び部下の居る人間に答えて貰ったよ。
「自分の上司、及び部下に不満がある」(19人中14人)
光秀:おやおや……人間関係など、脆いものですねぇ……んっふっふ。
半兵衛:理由も様々だよ。「人の道に反する行いと思える時がある」なんていう
空気読まない深刻なものから、「ちょっと無口すぎる」「殴りすぎる」「悪戯する」
「口うるさい」「勝手に遊び歩く」なんていう、小姑みたいな意見も。
光秀:私はどんな信長公でも受け入れますよ………くくくくく。
半兵衛:珍しい所では、「お金をくれすぎる」なんていうのもあったよ。
光秀:羨ましい話じゃないですか……。
半兵衛:孫にお小遣いあげすぎる祖父母って感じかな。
孫が退いてるのに気付かないんだよね。
けどその後の質問では、人数ががくっと減るんだよ。
「上司、及び部下を、誰かと交換したい」(19人中1人)
光秀:なんだかんだで、それなりに上手くいっているということですね……
面白くありません……
半兵衛:君はその「1人」の切実な思いに気付いた方が良いと思うけど。
光秀:……はい?
半兵衛:まぁ、いいか。思いは自由だから。
半兵衛:さて次は、主演メンバーに訊いてみたよ。
光秀:主演というと………赤、青、一応の黄色。
半兵衛:それから、3で大仰な扱いを受けている家康君と三成君だね。
「真の主役は自分だ」(5人中2人)
光秀:おや?意外と謙虚なのですね……
半兵衛:依存している人間が居る場合と、既に諦めている人間は
自分がメインだとは思っていないようだね。
光秀:何故だかもの悲しい気分になりますね………
半兵衛:さて、次は………
政宗:ちょっと待ったぁあああああああああああああああああっ!!!!!
幸村:よ、漸く到着でござる~……
光秀:なんですか、いきなり騒々しい……
政宗:騒々しいじゃねぇ!なんでお前等が此処にいる。俺等の番組だぞ!
光秀:随分な言い様ですねぇ……
半兵衛:僕らが君たちの穴を埋めてあげてたっていうのに。
幸村:なんと!そうであったか!深く御礼申し上げる。
佐助:お礼なんか言うことないよ、旦那。
元親:此処まで来る途中、カーラジオで聞いていたんだが……
元就:貴様等……あのあんけーととやらは、プライバシーを絶対に保護するという
名目の元で行ったのではなかったのか!
半兵衛:だから名前は伏せているじゃないか。基本的に。
佐助:ばればれなの!なんかもう一部の質問がばればれなの!
政宗:つー訳だ。名誉毀損で、てめぇ等死刑決定だ。
幸村:そんなにバレバレな要素などあったろうか……?
元親:俺ぁ結構面白かったけどな。
元就:黙れ、脳天気コンビ!
光秀:おや?そうこうしているうちに、時間が来たようです。
政宗:Hah!?俺等まだ何も喋ってねぇぞ!?
半兵衛:そういう文句はスタッフに言ってくれよ。これからも、
「してみたいけどちょっと躊躇するような質問」は「ギリギリMC」まで
送ってくれると嬉しいよ。宛先は此方。
佐助:宙を指さしたってテロップ出ないから。ラジオだから。
光秀:それでは、今宵、貴方の夢でお会いしましょう………んっふふふふふ
半兵衛:さよ~なら~♪
政宗:本気で終わっ……!
~~♪~~~♪~~~♪
「番組中に不適切な表現がありましたことを、お詫び申し上げます。」
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