――久々にバトン。
半兵衛:さぁ始まりました、「竹中半兵衛の仮面舞踏会」。この番組は、
僕がリスナーからの質問に華麗に答えるという、なんとも有り難い内容だよ。
光秀:私もゲストとして参加しますよ……くくく……
慶次:なんでだよ……
半兵衛:あれ?慶次君が何故ここにいるんだい?
慶次:俺の方が聞きたいよ…。
光秀:台本には、ストッパー役と書かれていますよ……?
私達のコーナーは、いろいろとめどないですからねぇ……くくくく……
慶次:うわ、滅茶苦茶損な役回りじゃんかよ……
半兵衛:ふぅん、邪魔はしないでくれよ。さぁ早速リスナーからの質問行ってみようか。
1.何歳ですか?
半兵衛:これについては何とも言えないよね。公式設定を知らない以上。
慶次:俺は多分、17、8だろうなぁ。
半兵衛:老けてるよね。
慶次:放っとけよ!
光秀:私は……太古の昔からこの姿のまま………。
そう、一万年と二千年前から、信長公を愛しているのです!
半兵衛:あんまり違和感ないよね。
慶次:普通に信じられるな。
半兵衛:そういえば、君は前田まつ君の事を「姉ちゃん」と呼んでいるけれど、
史実から言えば君の方が年上なんだってね。
慶次:あれ?そうなのか?まぁ俺にとって、まつ姉ちゃんはまつ姉ちゃんだしなぁ……
半兵衛:全く、歴史を盛大に無視してくれちゃって(ふるふる)
慶次:天パ鞭仮面に言われたくねぇよ。
2.どうしてですか?
慶次:何が…?
光秀:年齢が……という事でしょうねぇ……。ふふふ……私が歳を取らない理由……
それは信長公の御為!永久にお側に尽くすためですよ!永久にね!
慶次:信長さんも気の毒だな……
半兵衛:そもそもこんなの雇う方がいけないよね。僕の肌年齢の秘密かい?
それは、天然成分配合化粧水を直輸入しているからさ!
慶次:その代金、また秀吉にバイトで稼がせてんだろ。
半兵衛:当たり前じゃないか?
慶次:……。秀吉……今度バナナ差し入れてやるからな!
3.え、今気持ちいいんですか?
半兵衛:何というか、こう……幸せな気分になるよね!
慶次:鏡見てブツブツ言うの止めろよな半兵衛。
光秀:あぁ……イタイ、イタイ!気持ちいい気持ちイイィッ~!!!!!あぁはあぁあっ!!!
慶次:ツボ押し機如きで妙な声出すなぁぁぁ!!!!
4.ちょっと待ってください
半兵衛:僕は待つのが嫌いだ。早くしてくれないかな?
慶次:す、少しくらい待ってくれたっていいだろ……
半兵衛:やれやれ、君の思いきりの悪さには呆れさせられるよ。
どうせ君に選択の余地はない。面倒だから、僕が捲ってあげよう。
慶次:あぁっ!勝手に何すんだよ!
光秀:貴方達、オセロも結構ですけど……ラジオはもう飽きたんですか……?
5.今、神の声が聞こえますか?
半兵衛:うん、まぁ聞こえてるっていうか、なんていうか……
僕自身が美の神みたいなところがあるからねぇ。
慶次:無ぇよ。俺はネネの声なら聞こえるとき有るけどなぁ。
半兵衛:それも十分おかしいけどね。
慶次:そうかぁ?
光秀:聞こえます………聞こえますよ信長公!……貴方の声が……貴方の呻き声が!
半兵衛:また盗聴してるの?
光秀:ふふふ……聞いてみますか……?
慶次:聞かないよ!
光秀:今良いところなんですよ……?お茶が熱かったみたいで、
ちょっと驚いちゃった信長公です……ふふふ……あ。(さく)
半兵衛:どうしたんだい?
光秀:蘭丸に見つかったみたいです……盗聴器壊されちゃいました……
最近目が肥えてきたのか、良く発見されるんですよねぇ……
やっぱりもう1ランク上の、小型盗聴器を仕込むべきか……どう思います?
慶次:蘭丸も大変だな……
6.え?もう一回言ってください
半兵衛:仕方ないなぁ、じゃあもう一度言ってあげよう。
「君は所詮、踏み台に過ぎなかったということだよ。己の分をわきまえず、
前へ出るほど追い詰められていく。なんとも無様で滑稽な姿だ。」
光秀:「さぁ……足掻いて見せてください!消えたくないと貴方が足掻けば足掻く程、
擦れて磨かれ、骸は美しい白になる……ふふふ……素敵ですねぇ……」
半兵衛:「そうやって恥をさらすのも結構だけど、僕は醜い者を眺める趣味はない。
さっさと消えてくれないかな?」
光秀:「確かに……少々飽きてしまいました……もういなくなってくださって……
かまいませんよ……。せめて最後は……声の限り泣いて見せてください……」
慶次:何やってんだよ、アンタら……
半兵衛:戦意を根こそぎ奪う、腹の立つ台詞シリーズ。君も参加するかい?
慶次:しねぇよ……
7.身長は何ですか?
半兵衛:だから、公式で設定されていないことはなんともねぇ……
慶次:半兵衛は小さいだろ?
半兵衛:失礼だなぁ。比較対象が常に馬鹿でかいからそんな気がするだけだよ。
光秀:私は結構高い方ですよ……ほら。
慶次:うわ、でかっ!あんまそんな気しなかったけどなぁ?
半兵衛:明智君は常に前傾姿勢だからね。
慶次:あ、成る程。
光秀:人は前へと進むため、常に前傾姿勢でなければいけません……
進むことを諦めれば、それ以上何も育たない……新しい発見も……
すばらしい出会いも……何も生まれないのです……ふふふ……
慶次:光秀がまともなこと言うと、逆に不気味だ……
光秀:前へ前へ……押していかなければ……信長公は振り向いてくれませんからねぇ……
半兵衛:うん、こういう事を言っている方が安心するのはなんでだろうね?
慶次:慣れって怖いな……
8.おいしいのはアレですか?
慶次:まつ姉ちゃんの飯!
半兵衛:コエンザイム。
光秀:生き血……
慶次:……。
光秀:冗談ですよ……ふふふ……
9.今、気分はどうですか?
光秀:私は常に絶好調ですよ……信長公………ふふふ……
慶次:……(引)
10.正直、このバトンは失敗だと思いますか?
慶次:ろくな質問がねぇもんなぁ……
半兵衛:僕の辞書に失敗なんて言葉はないよ!質問がどんなに失敗だろうと、
僕という最高傑作がいる以上、失敗のしようがないからね!
慶次:お前の自信の半分でも、お市さんに分けてやりたいよな……
11.あなたにとって五臓六腑とはなんですか?
光秀:臓物ですか……?間食……ですかね……ふふふ……
慶次:……。
光秀:だっておいしくありませんか……?生レバーとか……
慶次:ああ、そういう……って、アンタおやつに生レバー食うのかよ。
半兵衛:美容のためには鉄分が必要だもんね。
光秀:私、常に貧血気味ですからねぇ……ふふふ
慶次:もう俺帰っていいかな……?
12.お酒を飲むとすごいですか?
半兵衛:潔く脱ぎ捨てる!裸になる!
慶次:やめろっての!!!!!
半兵衛:「少女革命ウテナ」歌ってるだけだよ(微笑)「支払~いは秀吉に来るし~♪」
慶次:お前わざとやってんだろ!
13.え今お酒飲んでるんですか?
慶次:仮にも放送中だろぉ?飲むなよな!
半兵衛:まぁまぁ、そう堅いこと言わなくても。慶次君、おかわり頼むよ。
隣の部屋に一杯置いてあるからさ。
慶次:人を何だと思ってんだよ……(ブツブツ)隣の部屋……と。(開)
秀吉:さすがに不眠不休は辛いな……。しかし……これはイイ麹だ。
今度こそ、良い日本酒になるぞ半兵衛!(握り拳)
慶次:………(閉)
半兵衛:おかえり慶次君。あれ、日本酒は?
慶次:お前な~、勝手に酒作らせたら犯罪なんだぞ?
半兵衛:あれ?そうなの。
光秀:秀吉が労働させられている件については……深く追求しないんですね……
貴方、なんとなく聞くのが怖いんでしょう……?ふふふ……
慶次:……。
14.なんでですか?
慶次:なにがだい?
15.あなたもしかして、すごいですか?
半兵衛:当然だよ!
光秀:訊くまでもありませんよ……!
慶次:いろんな意味で、な。
16.やっぱりすごいじゃないですか。なんでですか?
半兵衛:仕方ないじゃないか。神様がそういう風に作って仕舞ったんだから。
世の中って不公平だよね。でも落ち込むことはないよ。
君だって死に物狂いで足掻き続けていたら、いつか僕の足下くらいは
見えるようになるんじゃないかな?応援しているよ。
慶次:そういうのは喧嘩売ってるって言うんだよ。
17.今日なにかありましたか?たとえば、象が道で死んでるのとかを見ましたか?見てないですよねアハハハ。
じゃあ質問を変えます。今好きな人いますか?
半兵衛:象は見てないけど、昨日疲労困憊したゴリラが廊下で居眠りしてるのは見たよ。
慶次:お前、いい加減秀吉に酷い労働与えるのやめろよな~
光秀:ゴリラを秀吉と認識している貴方も大概だと思いますがね……
好きな人……ですか……?んっふっふっふ……語って差し上げましょう!
私と信長公の愛の歴史を、壮大なドキュメント映像と共に!
信長:光ぅ秀ぇ……その・存在・の……栄誉を称え……褒美を進ぜよう!
我が……元・でぇ……さ・つえ・い……をぉ~……許す!
ついでに・心ゆくまでぇ~……我が直々に……葬ってぇやろう!
慶次:なんだよ、この編集切り貼り画像……。
光秀:ニコニコ動画に投稿しようと思ってるんですよ……♪
慶次:削除されるっての!
半兵衛:まぁそんなの本人の自由じゃないか。
慶次:自由にも限度があるよ……。……そういや半兵衛は恋したことないのか?
半兵衛:う~ん……別に女性は嫌いじゃないし、
好意を抱いてくれた人も居ないわけじゃないけど……
光秀:変わった娘もいたもんですねぇ……
半兵衛:僕と並ぶと、女性の方が霞んじゃうから気の毒だと思うんだよね。
慶次:ああ、そうかい……
18.あ、17の質問で嘘ついたでしょ?
半兵衛:僕はいつでも大まじめさ!
19.トマト食べれますか?虫と一緒に。
光秀:え?貴方……食べられないんですか……?
20.最後の質問です。いきなりマジメなこと聞きます。
あなたにとってミクシーとはなんですか?
慶次:みくし~?
半兵衛:ああ、また管理人がミクシィから拾ってきた質問なんだね。
21.このバトンはまわしちゃだめです
慶次:回せないよな……いろいろ。
半兵衛:というわけで、如何だったかな?「竹中半兵衛の仮面舞踏会」。
この番組ではリスナーからの質問を募集しているよ。どしどし応募してくれ。
僕にしてほしい踊りでも、着て欲しい衣装でも、微笑みかけて欲しい!でも
なんでもお答えしよう。それじゃあ、次回をお楽しみにね♪
慶次:次回はないと思うぞ……。
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