――道端
幸村:うぉやかたさむわぁあああ!!!!くりすますぱぁりぃでござるぅぅぅ!!!!
信玄:幸村よ!滾る気合いで、ぱぁりぃの覇者となってみせよぉぉおおおお!!!!
幸村:うぉぉおおおおお!!!!!果たしてみせますぞぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!
佐助:到着前からこのテンションだもんなぁ…(げんなり)
政宗:よぉ、Merry Christmasだな!!
佐助:あ、竜の旦那。そっちも目的地は安土城?
小十郎:登場キャラ全員呼びつけるとは、流石は豪気なことだ…。
佐助:財力あるもんねぇ。うちじゃ絶対無理……家計が消し飛ぶよ……。
政宗:ま、折角の招待だ。派手に楽しもうぜ♪
――大広間
義元:メリークリスマスでおじゃ♪
蘭丸:ちょっと待てよ!
義元:何用でおじゃるか?
蘭丸:何で出だしがお前なんだよ!いろいろ台無しじゃないか!
お前はどっかで伝書蛍と蹴鞠でもしとけ!
義元:おほ♪プリンでおじゃ~!風流でおじゃるのぉ~!
蘭丸:あっ、待て、この野郎!それは蘭丸の……(走)
いつき:おぉっと!危うくジュース零すトコだったべ……。
コラ!部屋の中で走り回るじゃねぇだ!
蘭丸:うるさいな!それどころじゃないんだよ。お前の指図なんかうけるか!
いつき:まったく……いつまでも子どもっぽいべ。なぁ?
家康:そうだそうだ!蘭丸、今のはお主が謝るべき所だぞ。
蘭丸:うるさいうるさい!喧嘩売ってんのか、豆狸!
家康:ま、豆…!?このぉ……忠勝!発進だ!
忠勝:……♪
いつき:チキン食べてるべ。
家康:聞け、忠勝!
蘭丸:へへん、だっせぇ!今の内だぜ!(しゅば)
家康:忠勝でなく儂なら勝てると?甘い!(どかぁぁん)
いつき:あぁ、もう!喧嘩すんじゃねぇべ!
元親:あ~…なんか餓鬼共が喧嘩してやがるぜ?
政宗:ったく、これだけの人数がひしめき合ってるってのによお……
仕方ねぇ、宥めてくるか。おい、無視してないでお前も来いよ。
元就:我には関係ない(黙々)
政宗:食うのに忙しいってか……。
元就:……(黙々)
元親:ま、お前はよく食って、ちったぁ太るべきとは思うがな。
なんせなぁ(笑)両手を広げりゃそのまま突風に攫われそうなほど細っせぇか……
元就:焼け焦げよ!(ごぉおおおおお)
元親:き、聞いて……たの……(焦)
元就:洋菓子も中々美味だな。……大目に食べておくか。
佐助:旦那、準備はイイ?
幸村:了解でござる!
佐助:いくよ?タッパー用~意!
幸村:用意!
佐助:いざ!詰め放題!
幸村:うぉおおおおおおお!!!!!いざいざぁぁぁああああ!!!!
慶次:アンタら……何してんだい?
佐助:見てわかんない?こんだけ料理があればどうせ余るから、
有り難く持ち帰らせて貰うんだよ。うちじゃこんな高級食材食べられないもんなぁ。
幸村:あとでチンすれば、おいしく頂けるでござる♪
慶次:へ、へぇ~……。見なかったことにしておこう……。
氏政:くしゃみをした瞬間に、こう……しゅるるっとな。お主も見たじゃろう?
小太郎:……?
氏政:見逃したのか?貴殿もそのような経験はあるじゃろう?
久秀:ふむ。身体が透ける、か。四散なら、無いこともないのだが。
氏政:信長公はどうじゃ?
信長:是非も無しぃ!
氏政:毎度思うのじゃが……それは肯定なのじゃろうか否定なのじゃろうか?
光秀:んふ……。信長公……メリクリです……。(擦寄)
信長:……っ!貴様がぁ……何ぁ故ここにいるぅ……(引)
光秀:あの程度の漬け物石で……私の愛が折れるはず無いじゃありませんか……?
沈められたことによって……必然的にはじめた寒中水泳……。おかげで身体も……
貴方への愛に痺れています!!!!
久秀:それは悪寒という奴ではないかな?
光秀:アァァアア……身も震えるこの愛を……惜しみなく捧げますよ!!!!
手製のクリスマスケーキを……
信長:食欲無しぃ……(逃)
光秀:ふふふ……追いかけますよ……地の果てまでもね!
氏政:群青色のケーキとは……初めてみたのぅ。どれ一口。………ぐっ。(がくり)
久秀:ほぅ、これが透けるという奴か。成る程、面白い。
氏政:ご先祖様が勢揃いじゃ~……♪
信玄:そぉれぃ、アンタが飲むトコ見てみたい~♪
島津:王子様でぇ~見てみたい~♪そぉれ飲ぉんで飲んで飲んで♪
謙信:ごくごく…(飲)ふぅ~。わたくしの、びぎによいなさい…
島津:はっはっはっは!!!イイ飲みっぷりじゃのぅ。ほれ、もういっちょぉ!
信玄:次は儂の番じゃぁああ!!!
佐助:あ~あ、もぅ完全に出来上がっちゃって…。大将、ほどほどにしてといて下さいよ。
信玄:佐助、お主も飲め飲めぃ!
佐助:ちょ、勘弁してよ!それより、真田の旦那知りません?見失っちゃって…
謙信:さきほど、「ごはんがたりぬ」とはしりゆくすがたをみましたが?
佐助:だとすると厨房かな?大将……俺嫌ですよ。酔っ払いと食い倒れ担いで帰るの。
信玄:なぁんで持ってんのぉ~♪飲みたいかぁら持ってんでしょぉ?飲~んで飲んで♪
佐助:聞いちゃいねぇ…。
――厨房
濃姫:まつ、こっちの料理をお願いね。
まつ:心得ましてござりまする。
小十郎:葱味噌握り飯50、完成した!持って行け!
武蔵:まっかしとけぇ!退いた退いたぁ~飯が通るぜぃ!
小十郎:流石に少々疲れたな…。持ってきた野菜では足りぬか?
濃姫:微妙な所ね…。でも助かったわ。手が足りなくて困っていたのよ。
小十郎:何、料理は趣味みたいなもんだ。
濃姫:食材も、お土産に貰えなかったら、とうに足りなかったもの。感謝するわね。
小十郎:放って置けば肉ばかり食べる御方が居るからな。野菜料理は作って差し上げねば。
利家:ま~つ~!チキンがもうなくなっちゃったぞぉ~!
まつ:は~い、只今~。はぁ、目の回る忙しさとは、まさにこのことにござりまする…
濃姫:ホント、猫の手も借りたいくらいね。
お市:手なら…いくらでも……(どろどろどろ…)
まつ:まぁ、黒きお手々が!何と、便利な。お市様、助かりまする♪
お市:……(照)
光秀:ここですか信長公!!!……おや?いらっしゃらない?
濃姫:光秀……何しに来たの?
光秀:んふ……カマドウマを見るような顔しないで下さいよ……。信長公が居ないのなら、
直ぐに退散しますから……
濃姫:待って。今この料理仕上げちゃうから、広間へ持って行って頂戴。
光秀:私が……ですか…?
小十郎:今は変態の手も借りたいくらい忙しいんだよ。とっとと運べ。
光秀:了解しましたよ……くふふふ……
――大広間
いつき:……。
蘭丸:……。
家康:……。
政宗:黙ってむくれてちゃ分かんねぇだろうが。何をもめてんだよ。
蘭丸:その狸が悪いんだよ!横からごちゃごちゃと……
家康:儂のせいだとぉ!?そもそも大人げない言動をしたのはお主だ!
蘭丸:蘭丸は子どもだも~ん。
いつき:都合の悪いときだけ子どもぶって、男らしくねぇだな~。
蘭丸:何だと!?イイ子ぶってんじゃねぇぞ!人の頭ハンマーでぶん殴ったくせに!
家康:儂も雪玉ぶつけられたぞ……。
いつき:あれは!おめぇさん達がいつまでも喧嘩してっから!
蘭丸:喧嘩を止めるのに最強武器で殴ることないだろぉ!なんか川が見えたんだぞ!
家康:儂も花畑がちらついたぞ。
いつき:おめぇさんだって、大人を味方に付けようとしたべ!
家康:忠勝は機体だ、大人には含まれん!
蘭丸:ずりぃぞ!何だよその解釈!
政宗:Shut up!同時に騒ぐな!なんで俺が餓鬼共の相手しなきゃならねぇんだよ……(呟)。
元親の野郎、押しつけて逃げやがったな。
いつき:おら悪くねぇだ。
家康:儂も知らん。
蘭丸:死んでも謝らねぇぞ。
政宗:こりゃ折れそうにねぇな……uh?
ザビー:暗イ夜道ハぁ~ピカピカノォ~♪サビーノ頭~役ニ立ツノサ~♪
政宗:なんだ……そのけったいな衣装は……
ザビー:サンタサンネ~。ザビー教デモ、今日ハ祭リナノデス~。
ザビーノ誕生日、通称ザビマス!ザビーガ、子供ニ夢ヲ配リマスヨ!
政宗:まぁ……丁度良い。ちょっと来い。おい、餓鬼共。こいつが目に入らねぇか。
いつき:誰だべ?兄ちゃんが捕まえたんだべか?
家康:年末には変態が増えるっていうからな。
蘭丸:黒達磨だろ?殴ると減点なんだぜ。
ザビー:アナタ達……言イタイ放題ネ……。我コソハ~サンタクロース!「ザビッチDS」。
ザビーヲ育テテ、一人前ノ教祖ニシマショウ!プレゼントフォーユーネ!
子供達:いらねぇよ。
ザビー:……コレ、開発ニ3年掛ケテルノデスヨ?泣イテモイイデスカ……?
政宗:悪かったな。それは元就にやれ。それこそ泣いて喜ぶから。
兎に角だ、あのサンタクロースって奴は知ってるな?あれはな、喧嘩する餓鬼の所
には来ねぇんだよ。明日の朝重量感のない靴下見てガッカリしたくなきゃ謝っとけ。
子供達:………ごめんなさい。
政宗:分かればイイ。ったく……余計なことに時間つかっちまったぜ……。
半兵衛:だからね、金って言うのは肌にとっても有効な成分を含んでいるんだ。
顕如:金そのものを肌に塗りたくるだけではいかんのか!?
半兵衛:それも勿論構わないんだけど、飲み物なんかに……あ、秀吉、お疲れ。
秀吉:うむ……。
顕如:トナカイの衣装か?余興でもするんか?
秀吉:いや、バイトだ。(掲)
顕如:看板?「聖夜のフィーバーをアナタに」と書いてあるが…。
半兵衛:客の入りはどうだった?
秀吉:流石に、クリスマスにパチンコ屋に来る人間は少ないようだぞ……
半兵衛:それじゃあ困るんだよ。年末までに採算を合わせないといけないんだから。
秀吉:すまん……。
顕如:こんな日まで稼ぐとは!見習わねばならんな。
秀吉:う、うむ……。
光秀:すみません……信長公を見かけませんでしたか……?
半兵衛:明智君。見ていないけど……なんだい、そのドドメ色の料理は?
光秀:ふふ……信長公への……愛のピッツァですよ……。味見しますか?
秀吉:遠慮する……。
光秀:そうですか……では……。(去)
半兵衛:さて、秀吉には後でもう一頑張りしてもらうとして……
秀吉:……(涙)
半兵衛:はい、これ。
秀吉:……?
半兵衛:クリスマスプレゼント。あげるよ。
秀吉:……!!!
半兵衛:何、その縦線の入りまくった表情は。
秀吉:開けると爆発したり……
半兵衛:しないよ。
秀吉:毒とか入ってたり……
半兵衛:しない。
秀吉:次のバイトの案内だったり……
半兵衛:しないってば。言いたいことは分かるけど、普通に労いの気持ちだよ。
秀吉:………。あ、ありがたくもらっておく…(感涙)
慶次:ひぃ、ふぅ、みぃ……お?また出産かよ!
元親:お前、何人餓鬼作れば気が済むんだよ。これだから熟女趣味はすぐに……
慶次:誤解を呼ぶ発言するなっての!人生ゲーム、人生ゲームだからな!
武蔵:誰にいいわけしてんだ?あ~、もう車一台じゃ乗り切らないな。お前、コマ2台な。
次は俺の番だぜ。いくぞ、ルーレット回転!
元親:「交通事故、一回休み。保険に入っていなければ二万ドル払う」だってよ。
武蔵:ぐぁ~!まじかよ~!
元親:様ぁねぇなぁ(笑)俺の番だぜぃ!回転!……ひぃ、ふぅ、みぃ。
「ピカソの絵を購入。二〇〇万ドル払う。」……。
慶次:ぴったりじゃねぇか(爆笑)!ザ・借金塗れだな!
元親:うるせぇな!……おい、元就の番だぞ。
元就:……(黙々)
元親:いつまで食ってんだよ。そんなに腹減ってたのか?
元就:……黙れ。ほら、回したぞ。貴様がコマを進めておけ。
元親:食いながら参加するなよな。え~と…あ、給料日だな。
アイドルはルーレットで金額が決まるんだ。回せよ。
元就:む……。
元親:どうした?
元就:気持ち悪い……
元親:はぁっ!?お、おいぃぃ!?しっかりしろ!毒でも盛られたのかぁぁあああ!!!!
慶次:落ち着けって……見なよ。あのケーキの包み紙。とんでもない量だ…。
武蔵:なんでぇ。単なる食い過ぎか。
元親:だからそんなに食うなって言ったろうが!なんで気持ち悪くなるほど……
元就:……。
元親:……お前……まさかとは思うが……細っこいって言ったの、気にしてたのか?
元就:……。我は突風に攫われたりせぬ(怒)。
元親:ごめんなさいすいません俺が悪かったですから無理矢理食べるのやめてください
二度と言いませんあるがままの元就でいてください……(泣)
元就:……。
慶次:しょうがねぇなぁ。消化剤買ってくるわ。
幸村:あれもこれも、おいしい物がいっぱいでござるな♪
政宗:甘ったるいもんばっかだな……。なんかキツイ酒でもねぇのかよ……
餓鬼の子守で疲れたぜ……騒ぐ気力がねぇ。
幸村:お酒は身体に悪いでござる。ほら、チョコケーキの方がうまいでござるよ。
政宗:Chocolateねぇ。まぁくれるってんなら……なっ!なんだありゃ!?
幸村:で、でっかいチョコケーキが、向かってくるでござる!
お市:独眼竜と……虎の若子。長政様と兄様……知らない…?
幸村:あ、そなたが運んでいたのか……吃驚したでござる……
長政:市ぃ!
政宗:お、噂をすれば、お出ましのようだぜ。行ってきな。
お市:……はい。
長政:今までどこに行っていたのだ市。探したのだぞ。
信長:是非もなぁしぃ。
お市:御免なさい……。
信長:市よぉ、受け取るがよいぞぉ。
お市:兄…様…?これ……プレゼント?もらっても、いいの?
信長:是非も無し(照)
お市:ありがとう……市……嬉しい……。あのね……市も……兄様と長政様に……
プレゼント……あるの……。これ……。
長政:この人間二人分ほど巨大な黒い塔は?
お市:市が……作ったの……。大きな……黒ぉい……特製ケーキ……。
長政:市が作ったのか!?こんなに大きなものを!?そのような無理をせずとも……
お市:……いらないのね。
長政:い、いらぬ筈があるまい!なぁ、兄者!
信長:ぜ、是非も無し……
長政:生クリームだと少々キツイがな…(呟)。チョコレートならばなんとかなろう。
正義の名において、市のプレゼント、全て食してみせようぞ!
お市:長政様……(嬉)でもね……これ……チョコレートじゃ……ないよ?
長政様と……兄様の……大好きな物で……作ったの……
長政:なんだ?
お市:白い御飯と……「ごはんですよ」。
信長:!!!!
長政:こ、この黒いコーティングは、全て「ごはんですよ」なのか!?
お市:うん…。長政様……美味しいって……言ってたから……頑張ったの。
長政:何故そのような頑張り方を……
お市:……いらないのね。
長政:い、いらぬ筈がないと言っている!しかしこの量はなんとも……
む?そこに居るのは独眼竜と真田か!?
政宗:げ。
幸村:見つかったでござる!
長政:お前等もこっちへ来い。特別に市の手料理を食べさせてやろう!
お市:長政様……人に……あげちゃうの?食べたく……ないのね……。
長政:そうではない!そ、そう!この特別な味わいを、皆に自慢したいのだ!
お市:そう……なの?それなら……(嬉)
長政:そういう事だから、お前等も来い。そして食え。
政宗:え、遠慮するぜ……
信長:是非も無し……むぐっ。
長政:見てみろ!兄者とて、必死に食している!それを見捨てるのか!
貴様等それでも理の兵か!
幸村:むぅ……仕方ないでござるな……。
政宗:Oh, my goodness……
長政:いただきます!
――カウンター席
かすが:忍びというのは……つくづく報われない仕事だ……。そう思うだろう!
小太郎:……(困)
かすが:折角……折角東急ハンズで買ってきたこの衣装も、謙信様に見て貰わなければ、
全くの無意味。なのに謙信様は甲斐の虎と酒を飲んでばかり。理不尽だろう!?
小太郎:!!!(頷)
かすが:私はこんなに謙信様のことを思っているのに……。あ、そこのウェイター。
もう一杯シャンパンを寄越せ。
小十郎:俺はたまたま料理を運んでいるだけなんだがな。女、酒はほどほどにしておけ。
悪酔いすると、それこそ見向きもされなくなる。
かすが:五月蠅い五月蠅い!説教をするな!謙信様ぁ~……
小十郎:やれやれ、お前も面倒な奴に捕まったな。
小太郎:……(見)
小十郎:そ、そんな縋るような目をされても、俺は政宗様に呼ばれてるんでな。
御飯がどうとか……兎に角、急いでる。悪いが自力で逃れてくれ。(逃)
小太郎:……っ~!!!……(沈)
かすが:どうせ……誰も……私になど見向きもしてくれないんだ……。
佐助:あれ?二人とも何してんの?
小太郎:……!!!
佐助:へ?ちょ、なんでそんな嬉しそうな顔して……ってちょっと!何処行くの!?
アンタ、かすがと話してたんだろ?
小太郎:……(逃)
佐助:もの凄い勢いで逃げた。どうなってんだ?
かすが:……佐助。
佐助:うわ、かすが酒臭いよ~…。あ~……風魔の奴、愚痴零されてた訳ね。
かすが:この際お前でイイ、私の話を聞け。この恋心の苦しさを……
佐助:あ~、うん。サンタワンピース似合ってるし、もうちょっと見てたい気分も
山々なんだけど……御免、俺様真田の旦那探してるんだよね。
放っておくと確実に食べ過ぎて動けなくなるから。かすが、見てない?
かすが:貴様も……私などどうでもいいか……(怒)
佐助:へ?何か言った?
かすが:貴様など天王山で焼かれてしまえ!!!………うぅ、謙信様ぁ~(泣)
佐助:あ、ちょっと!恐っろしい台詞を残してどこ行くのさ!(追)
――お外
慶次:おぉ~、やっぱ師走は寒いねぇ~。ん?秀吉?
秀吉:慶次か。何故このような所に?
慶次:ちょいと食い過ぎの奴の薬を買いにね。お前こそ何してんだよ?
秀吉:看板持ちのバイトだ。
慶次:あぁ……また半兵衛か……。お前もいい加減反抗という物を覚えろよな。
というか、お前の方が上司じゃなかったっけか?
秀吉:うむぅ……
慶次:ま、あいつにゃ何言っても無駄な気もするがな。……ん?なんだよ、秀吉。
お前、粋なデザインの手袋してんな。
秀吉:先程貰ってな。
慶次:へぇ~、よかったな♪誰にだよ?
秀吉:ま、まぁ、その……
慶次:……?いい人でも出来たってんじゃないだろうな。ネネを泣かすんじゃないぞ。
秀吉:いや、間違っても「いい人」ではないが……大切な友人だ。
我は半兵衛もお前も、他の者達も、友は大切にしたいと願っている。
大切な友人、それを改めて感じさせてくれる。贈り物とは良き物だな。
慶次:ホント、お人好しだな(笑)。……お?雪か。クリスマスに雪たぁ、粋だねぇ。
秀吉:うむ。
――縁側
家康:見よ、これぞ戦国最強、忠勝リーだ!
忠勝:ウィーンガシャ!
謙信:ただかつりー……?ほぅ、なかなかのかがやき。
武蔵:戦国最強も、飾り付けられちゃ形無しだな……。
久秀:浪漫があるではないか。一つ爆破してみてもイイかな?美しい火が見られそうだ。
忠勝:……!!!
信玄:上杉ぃ!まだまだ飲むぞぉ!
謙信:ふふふ、のぞむところです。
氏政:すまんのぅ…どうしても歳を取ると肩こりが酷くて……
小太郎:……。
氏政:何?愚痴より肩揉みのがマシ?よく分からんが……極楽極楽。
島津:おぉぉ!!ザビー様ぁ!!これは素晴らしいゲームじゃわい!!
サビー:ソウデショ?ヤッパザビー、スゴイネ♪後デ「タクティシャン・サンデー」ニモ
アゲテネ~♪
顕如:う~む、それは金になるやも……おや?どこか行くのか?
半兵衛:うん、そろそろ僕はお暇させて貰うよ。やれやれ、外は寒そうだなぁ。
そこのカシミヤのセーター取ってくれる?僕のだから。
あ、あとそこの高級毛皮のコートもね。……流石イイ品、暖かいなぁ。
さて、100均の手袋をはめているであろう誰かさんのお迎えにいこうかな。
佐助:なぁ、かすが~、何を怒ってんだよ。
かすが:五月蠅い!付いてくるな!(走)
佐助:俺様なんか変なこと言ったっけ……?
お市:長政様……大丈夫?御免なさい……市のせいね……
長政:そ、そうではない……。兎に角だ……ほら。
お市:長政……様……?これは……
長政:さ、さっさと受け取れ!
お市:ありがとう……開けてもイイ?
長政:……ふ、ふん。
お市:あ……簪……。……。
長政:……?ど、どうした?気に入らないか!?
お市:そうじゃないの……。……これ。
長政:それは兄者からの贈り物か?……なんと!同じ物!
お市:……。
長政:兄者の気持ちを無碍にするわけには行かんな……それは返せ。
私の選択が間違っていたのだ……(沈)
お市:市……両方……付けるわ……
長政:なっ!む、無理せずとも良い!頭が重くなるぞ!?
お市:ううん……市……嬉しいの……。兄様も……長政様も……市のこと思ってくれて…
……ありがとう。
長政:……。
お市:大事に……するね……
長政:……ふ、ふん!
濃姫:上総介様、もう一献いかがです?
信長:うむ……。
濃姫:あら、雪。風流ですわね。
信長:……(差出)
濃姫:あら、贈り物ですか!まぁこの箱の大きさだと何かしら!別に要求した訳じゃ
ないのですけれど、前々から貴金属が欲しいなんて申し上げて、図々しいとは
思っていたのですけれどまさか本当に戴けるなんて
信長:……(困)
濃姫:冗談ですわ。貴方様から戴けるなら、濃めは何でも幸せにございます。
信長:……(照)
蘭丸:信長様も濃姫様も……全然構ってくれない……
いつき:そう落ち込むんじゃねぇべ。雪だるまアイス作っただよ。食うだか?
蘭丸:いらね。俺には信長様から貰ったこんぺいとうツリーがあるんだ。
その為にお腹を減らしておくから、今は余計なもん食べたくないん……(ぐるる)
いつき:……。
蘭丸:……。うるさいな!
いつき:何も言ってねぇべ。
蘭丸:うぅ……(恥)
いつき:別に無理して我慢することねぇべ(笑)ほれ、うまいべ?
蘭丸:自分で食うよ!……まずかったら承知しないぞ。
いつき:わかったわかった(笑)
利家:ま~つ~、クリスマスプレゼントだ~♪
まつ:嗚呼、まつめは嬉しゅうございます、犬千代様ぁぁ!!!
利家:クリスマス!
まつ:それは夫婦の愛を確かめる、素晴らしき祭り!
利家:某まつの事が大・好・き・だぁぁああ!!!
まつ:犬千代様ぁぁああ!!!!
夫婦:我ら、最強夫婦!
佐助:なんなのここは……カップル専用ゾーン?俺様へのいやがらせ?
幸村:さ、佐助……キャベジンをもっておらぬか……
佐助:ど、どうしたの旦那!?
政宗:俺としたことが……食い過ぎ如きで……倒れる訳には……
小十郎:お気を確かにもたれよ、政宗様ぁぁぁぁ!!!!
佐助:竜の旦那まで、どうしたのさ?
元親:なんだよ、お前等も食い過ぎかぁ~?消化剤ならもってるぜぃ!
佐助:あれ、オクラの旦那まで担がれちゃって……ホント、みんなどうしたの?
元就:五月蠅い……。クリスマス……恐るべき行事よ……。
佐助:こりゃゆっくり食休みするまで、帰れそうもないね……(苦笑)
今川:今から本日のメインイベント、ビンゴ大会を始めるでおじゃ!
幸村:何!?ビンゴ!?うぉぉおおおおお負けられぬぅぅぁぁああああ!!!!
佐助:ちょ、旦那!食べて直ぐ走るとお腹痛くなるよ!?
光秀:んふふふ……信長公……
信長:!!!!
光秀:お待たせしました……私の愛の籠もったピッツァ……召し上がってくださ……
信長:(逃)!!!
光秀:おやおや……。くくく……読んで下さった貴方にも……
素敵なクリスマスが訪れんことを……。お待ち下さい信長公!!!!!
>雪夜様
今回も感想、ありがとうございます♪
もってけは、意地でも歌わせたかったのです。
こないだそういえば歌いそびれたなぁと思ったので…。
変態の☆光秀はね……自分で書いてて、
「何書いてんだろ…」と我に返る瞬間がありますね。
へこむよ、みっちゃん。
蘭丸は黒くても可愛いから許されてる気がします。
織田家の兵士はみんな心が広いのです。
つか、あの軍じゃ、広くなきゃやってられないと思います。
信長公は喋らせ辛いですね。
いつか声ネタで「フグ田く~ん」と言わせたいのです。
アナゴさんボイスだものね。
濃姫様は勿論最強ですよ。
男塾…!!!(爆笑)
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