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戦国BASARAの二次創作文。 政宗、幸村、佐助、元親、元就が中心。 日々くだらない会話をしてます。
Posted by - 2024.11.24,Sun
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Posted by 今元絢 - 2008.07.28,Mon

――車中
幸村:う~みぃは広い~な♪
元親:大きいなぁ~っと♪
幸村:つぅきぃは~のぼるしぃ♪
元親:日は沈むぅ~♪
元就:たわけめ。日輪は没したりせぬわ。
政宗:白夜か。……つか、其処二人。さっきから五月蠅ぇよ。歌うな。
元親:だって海水浴だぜ!?これが騒がずにいられようか!?いいや、ない!
   おら、伊達もTension上げていこうぜ~♪
政宗:口真似すんな!はしゃぎすぎなんだよ。
佐助:そうそう。いざ泳ぐって時に体力使い果たしてたら意味無いって。
幸村:そんな軟弱者ではない!最初から最後まで、見事はしゃぎ尽くしてくれようぞ!
   漲るぁあああああああああああ!!!!!!
元親:おぅ!漲れ、漲れぃ!
元就:鬱陶しい………。(ぷぅ~)
政宗:と言いつつ、お前も到着前から浮き輪膨らますな。車が狭いんだよ。
佐助:オクラの旦那~。あんまり頑張ると酸欠になるよ~。
元就:むぅ……(くらり)
政宗:ああぁ…言わんこっちゃねぇ……。
元親:なんだ、なんだ、元就もはしゃぎすぎかぁ?ハハッ!俺に任しとけよ!(ぷぅぷぅ)
政宗:だぁぁっ!邪魔くせぇ!何個持ってきやがったんだ、てめぇは!
佐助:それより鬼の旦那、運転に集中してよ!前見て、前!
元親:この辺りは俺の庭みてぇなもんだぜ?目を瞑ってたって運転できらぁ!(キキィ!)
幸村:ぬぉ!?(ごん)ぶつけたでござる……。
政宗:前を見ろ馬鹿運転手!!!!
元就:そもそも戦国時代だぞ。何故当然のように車移動なのだ?

――「ジダイセッテイ」って何語ですか?
   兎に角、野郎共は海にやってきました。


元就:ほぅ、此処が長曾我部の「私的磯」か。
元親:せめてプライベートビーチって言ってくんねぇか……?
   そもそも、此処は俺の敷地じゃねぇぞ?
元就:何?自分の庭だと申していたではないか。
元親:そりゃ「よく知ってる」って意味だ。公営のちょいと煤けた海の家の方が、
   味があって面白ぇだろ?
政宗:オタクのくせに、妙なトコだけ渋い趣味してやがるよな、お前。
   まぁ海に来てまずする事っつったら……
幸村:氷いちごでござるぅ~♪(走)
佐助:早速食い物かい!旦那、アンタ海に何しに来たのさ!(追)
元親:海に来てまずすべきことは一つ!日焼け止めに決まってんだろっ!(塗)
元就:女子か貴様は。
元親:メラニンを甘く見ると痛い目見るぜぇ?(不敵な笑み)
元就:ふん、日輪の恩恵を知らぬ愚か者めが。我は日光を恐れたりせぬ。(走)
元親:馬鹿!シミ雀斑が襲ってくるんだぞ元就ぃいいいい!(追)
政宗:お前等な……
小十郎:海に来てまずすべきこと……愚問だな。準備体操に決まっている。(もにもに)
政宗:こ、小十郎!?お前、いつの間に……
小十郎:仕事が早めに片付いたため、合流させていただきました。
    さぁ、政宗様もアキレス腱伸ばしを。(もにもに)
政宗:………。
小十郎:足が痙っては大変ですぞ。さぁ!
政宗:痛ぇよ!無理矢理伸ばすな!やりゃあいいんだろ、やりゃあ!
   畜生……他の客の視線が痛ぇ……

元親:………。
野郎共:来たぜアニキ!大波だ!
元親:しゃあっ!任せとけぇぁああ!!!!(ざっぱぁ~ん)
野郎共:おぉぉっ!!!!乗った!
野郎共:アニキが波に乗ったぜ!
元親:おぉあっ!?
野郎共:うぉおお!!!こけた!
野郎共:アニキが波に飲まれたぜ!
元親:げほっ……うぁぁ……しょっぺぇ……。
野郎共:無事ですかいアニキ!
元親:ああ……なんとかな。畜生……やっぱ畳じゃ限界があるな……
慶次:そんなもんでサーフィンに挑む方が間違ってんだろ(笑)
元親:お?前田?お前も来てたのか!
慶次:まぁな。利とまつ姉ちゃんから逃げてる内に、気付けば辿り着いてたんだよ。
元親:相変わらずちゃらんぽらんな生活してやがんな(笑)
慶次:ほっとけ。……しっかし必死にサーフィンの練習とは……元親、
   ひょっとして女の子にモテたいのかい?
元親:ええ、とても。
慶次:お前は正直でイイよな(笑)なんなら俺が教えてやろうか?
   何度かやったことがあるから、腕前の方はちょっとしたもんだぜ♪
元親:けどよぉ……ボードは高ぇしなぁ……。
元就:ふん、道具に頼るとは愚の骨頂。
元親:ん?元就?
元就:真の強者は、状況を選ばぬのだ。見るがよい!(ざっぱぁ~ん)
野郎共:なっ……せ、洗濯板だとぉ!?
元親:う、うめぇ!見事に波に乗っていやがる!
慶次:俺には体重の軽さ故、翻弄されてるようにみえるんだけど……
元就:日輪……ごぼっ……この……けほっ……輝きをぉおおお!!!!(ざっぱぁ~ん)

政宗:………。
小十郎:楽しそうですな。
政宗:………。
小十郎:久々の遠出。格好を付けたかったのかもしれませんが、
    「俺はしばらく海を眺めてぇ」などと言っては、輪に加わりにくいでしょう。
    混ぜて欲しいなら、言葉に出さねば伝わりま……
政宗:五月蠅ぇ!憐憫の眼差しで見るんじゃねぇええ!!!!!………(沈)
佐助:竜の旦那?何膝抱えてんの?
小十郎:政宗様はな、複雑な心情を抱えておられるのだ……(しみじみ)
佐助:は?……なんだか知らないけど、真田の旦那見てない!?
小十郎:一緒ではなかったのか?
佐助:それがさぁ……ラーメンだのモロコシだの、好き放題喰い漁ってて……
   追いかけ回してたんだけど、見失っちゃってさぁ。どこかで……
幸村:政宗殿~、佐助ぇ~!(走)
佐助:あ、いた!!!
政宗:Hey!!!!!!どうした幸村ぁ!!!!!
佐助:うわ……。何で突然元気になってんの……?
小十郎:複雑なお年頃なのだ……複雑な(しみじみ)
佐助:?
幸村:たこ焼きを買ったらな、一個オマケに貰ったでござ……あっ(転)
   むぅ………む?んあぁぁぁああああっ!!!!!!某のたこ焼きぃいいいいい!!!!
佐助:あ~あ、走ったりするからだよ。
幸村:某の……たこやき……(泣)
政宗:……(溜息)また買ってくりゃいいだろ。何処で売ってたんだ?
幸村:向こうの屋台でこざる。秀吉殿が、一個サービスでくれたのだ♪
佐助:……………え?
政宗:秀吉……?
幸村:半兵衛殿が夏季限定で経営しているお店だそうでな、
   変わった形の蛸がたくさん……
佐助:(ざっざっ)
政宗:(ざっざっ)
幸村:ど、どうしたのだ!?何故二人ともたこ焼きを埋めてしまう!?
政宗:幸村、あの変態仮面の店には二度と近づくんじゃねぇぞ。いいな。
幸村:でも某はたこ焼き……
佐助:他のもいくらでも買ってあげるから。あの人の店だけは止めよう、ね。
幸村:……?

利家:まぁつぅ~♪
まつ:犬千代様~♪
利家:夫婦でやって来た西海!
まつ:広がる海原、青い空!ああ、なんと美しい!
利家:うん、綺麗だ。だが、まつの方がもぉっと綺麗だ!
まつ:まぁ、犬千代様ったら(照)
夫婦:我等、最強夫婦!
元就:何故夏場の海にはこういった輩が多いのだ……
   そもそも彼奴等は、甥を探しに来たのではなかったのか?……ええぃ、暑苦しい。
お市:いいな……市……羨ましい……
元就:っ!!!急に背後に立つな……。貴様か。
お市:あんなに誉めて貰えて……まつが羨ましい……。
   長政様は市のこと……見てもくれないもの……
元就:その恰好は何だ?やたら裾の長い上着だな。
お市:長政様が……水着の上に着てろって……。長政様は……市の選んだ水着……
   気に入らないみたいなの……。
元就:……。まぁ気に入る気に入らないの問題ではないのだろうがな。
お市:……?
元就:その亭主はどうしたのだ。
お市:はぐれてしまって……。市……もうどうしたらいいか……。
元就:ふむ。ならば取るべき道は一つであろう。付いてこい。
お市:……?

元親:水饅頭とフランクフルト。あとは……
政宗:烏龍茶とポカリ。
元親:お?伊達。お前も買いに来たのか。
政宗:あの牛蒡の煮付けを、飲み物なしで完食するのは至難の業だからな。
元親:牛蒡?
政宗:お前も喰うの手伝え。残すと帰ってから五月蠅いんだよ。
元親:俺は俺で忙しいんだよ。元就に、西瓜と焼きそばとガリガリ君も買ってこいって
   言われてんだよ。
政宗:使いっ走りじゃねぇか。
元親:ほっとけ。
店員:アァァアアアアアァアっ!!!!!(がしゃぁああん)
政宗:っ!!!なんだぁ?
元親:中で何かもめてるみたいだぜ。
店員:アァァアアアアアァアっ信長公ゥゥウウウウウウ!!!!!!
   どうして飲んでくださらないのですかぁああああ!!!!!
信長:ぜ、是非も無し!
店員:この紅褐色の液体………私の愛をたんまり注いだタピオカジュース……
   飲めば忽ち、細胞という細胞がタピオカに……ですから飲んでくださいィイイ!!!
信長:帰れぃ!(撃)
店員:んふ……海。夏の暑さと共に……特有の香りと音が神経を狂わせ……
   愛の錯覚を起こさせる奇跡の場所……。今日の私は……弾丸くらいじゃ
   ひるみませんよぉおおおおおお!!!!!(跳躍)
蘭丸:発射。(ちゅどぉおおおおおむ)
店員:………イタイですよ。
濃姫:弾丸じゃ怯まないって言うから、ランチャーを用意したまでよ、光秀?(微笑)
店員:ふふふ……流石は帰蝶……。ですが、ここからが本番……
   あ、お客様はもう少々お待ちを。ふふふ……(跳躍)
元親:……他の店にしようぜ。
政宗:……同感だ。

かすが:くっ……さ、流石は魔王の嫁……大胆な……。
佐助:かすが?
かすが:っ!!!!
佐助:何をこそこそ覗いてるの?仕事?
かすが:ばっ……違っ……
佐助:ん?魔王の嫁さん?お~、流石は大人の女代表。海に相応しい、魅せる衣装だな♪
かすが:……。やはり……ああいった物が良かったのか……
佐助:……?ああいった物って……?
かすが:私だって……私だって奮発して購入したんだ!
    謙信様に……謙信様に、お褒めの言葉をいただきたくて!
佐助:あ~……もしかして水着のこと?軍神さんってば、大将や島津の爺ちゃん達と
   宴会だって、道後温泉行っちゃったもんね。
   だからいじけてジ上着着たまま、ここで偵察ってわけか(笑)
かすが:笑うな!
佐助:う~ん、馬鹿にしてる訳じゃないんだけどな……(苦笑)
かすが:こんなもの……買わなければよかった!(脱)
佐助:あ~あ、上着叩き付けて……って。……。
かすが:………。
佐助:………。あ~………
かすが:っ!!!お前ですらその反応!やはり私の水着には謙信様に振り向いていただける
    魅力がないと言いたいのだな!
佐助:い、いや……期待して多分、第二衣装より露出度が低いって言うのは
   俺様としては悲しいって言うか……
かすが:あれ以上どうしろというのだ!うわ~ん!!!!(泣)
佐助:ちょ、かすが!?
かすが:お前など死んでしまえぇぇぇええ!!!(走)
佐助:待って!待てってば!可愛い!可愛いから!ねぇ!ちょっと!?(追)

元親:ぶはぁっ!だぁぁ……畜生……
幸村:ぷはぁっ!とったどぉおおおおおおおおでござる♪
元親:うぉ!?なんだよそのでっけぇ魚!そんなの何処にいたんだぁ?
幸村:岩陰にいるところを槍で仕留めたのだ!今夜の晩ご飯は豪華でござるよ~♪
元親:ぐっ……。海の男として……俺だって負けるわけにはいかねぇ!(潜)
長政:市ィイイイイイイイ!!!!!
幸村:長政殿?どうしたのでござるか?
長政:む?真田か。
元親:ぶはぁっ!俺もいるぜ。どうした?
長政:貴様等、市を見なかったか?
幸村:お市殿……でござるか?
元親:見てないぜ。はぐれたのか?
長政:うむ……(沈)
元親:一人で探すなんざ無理だぜ。ここは警備員にでも頼んで……
放送:(ぴんぽんぱんぽん♪)
幸村:む?
放送:迷子のお知らせをしますよ……ふふふ……。
   黒のロングヘアに………死んだような目……そして……血のように紅い水着……
   そう……ワンピースタイプでありながら………ざっくりと裂け目の入った……
   なかなか大胆な水着をお召しの………女の子が迷子です……
長政:っ!!!!
元親:もしかしなくても……これって……(汗)
放送:お連れ様は………。至急………海の家……「貴方と死ぬまで」へ……
   お迎えに来てください………くくく……
野郎共:真っ赤な水着だってよ。
野郎共:ざっくりスリット……
野郎共:ごくり。
長政:市ィイイイイイイ!!!!!!なんという放送をぉおおおおお!!!!!(走)
元親:そりゃ、亭主としては放っとけねぇわな。
幸村:破廉恥極まりない。

政宗:いくぜ……HELL DRAGON!!!(びしゃあああん)
幸村:ぬぉ!なかなかやるなござるな……だが、負けぬ!朱雀翔!(ばしゅううう)
元親:そうは問屋が卸さねぇぜ……。弩九!(だばぁん)
元就:壁!
元親:うぉおおお、弾かれたぁ!
元就:今度は此方から行くぞ、参の星よ、我が紋よぉおお!(ぴしゃああ)
佐助:うわ、冷たっ!オクラの旦那ぁ……水かけるって狡くない!?
元就:これも策の内……。
佐助:そもそもこれ、「ビーチバレー」でしょ?ビーチでやるもんでしょうが。
   何で水上でやるわけ?無駄に体力消耗するんだけど……
政宗:年寄りくせぇこと言ってんじゃねぇぜ、オカン。Ya-ha!(打)
佐助:やれやれ……

政宗:Ah~……流石に疲れたぜ……。………。
幸村:うぉおおおりゃあああ!!!!
政宗:ぬぉ!?(だぱああん)
幸村:おぉ!見事引っ掛かったでござる!
元親:上出来だぜ幸村!(笑)
政宗:何しやがんだてめぇら!
元親:ゴムボートの上なんかで、呑気に昼寝しようとする奴が悪いんだよ。
幸村:まだまだ遊ぶでござるよ♪
政宗:だからってひっくり返すこたぁ無ぇだろうが!
元親:まぁそう怒るなよ。いよっと。(乗)
政宗:俺が金だして借りてきたんだぞ。勝手に乗るな。(乗)
幸村:某も乗ってみたいぞ!(乗)
元親:馬鹿、危な……お?小せぇ割に、3人乗っても平気だな。
政宗:頑丈に出来てんだろ。
幸村:心地よい揺れでござるなぁ~……
元親:おぉ……睡魔が襲ってくるぜ……。
政宗:てめぇ等……人を振り落としておいて……
幸村:……zzz
元親:……ZZZZ
政宗:……ったく。

――

政宗:……ん。やべ……俺まで寝ちまったか……。
幸村:……zzz……そろそろ団子の時間……
政宗:いい加減に起きやがれ。見てみろ、日も沈みかけて……。沈み……
   ぬぉおおおおおお!!!!!!?
元親:……んだよ、五月蠅ぇなぁ……(起)
幸村:何事でござるかぁ……?(起)
政宗:……おい、元親。この辺りは、お前の庭みたいなもんなんだろ……。
元親:あ?そうだぜ。それがどうした?
政宗:だったら………帰れるよな?
元親:帰れる?
政宗:帰れるだろ?帰れると言え。
元親:一体何の話…………あれ?
幸村:岸が………見えぬでござるな。
元親:コレ……流されたとか……?
政宗:紛れもなく流されたんだよ。けど………帰れるだろ?櫂も何も無ぇけど、
   お前の庭だ。帰れるだろ?な?
元親:………ハハッ!無理♪
政宗:てめぇええええええ!!!!!
元親:俺の所為にすんなよ!お前等だって寝てたんだろうが!
幸村:……あ、某はあんこよりみたらし派でござる。
元親:現実逃避すんな幸村。戻ってこい。

――つづいたりします。

 

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