脳内補完してみました。
武田信玄の宿願である上洛への道は、
徳川軍の台頭により険しくなりつつあった。
そして、今此処に、徳川軍と同盟関係にある長曾我部元親が、
敢然と立ちはだかったのである。
――第一章
幸村:うぉおおおおおおおおおおおおおおおおっ!貴様の思うようにはさせん!
天・覇・絶・槍!真田幸村、むぁいるぅううううううう!!!!!
信玄:儂の前に出るとは、良い度胸じゃのう……儂が甲斐の虎、武田信玄よ!
ふぬぁああああああああああああ!!!!!(隕石)
佐助:二人とも……初っ端から張り切りすぎると、後で息切れするよ。
幸村:なんの!明日の我が身を案じていては、熱き戦いなど出来ぬ。
今、目の前の戦に、全力を尽くすのみぃいいいい!!!!!
佐助:のみぃいいいって……旦那達、本来の目的忘れてない?
上洛を目指してるんだろ。背後にある徳川軍のことを考えて……
幸村:むわりましょうぞ、お館様ぁああああああああああ!!!!!
信玄:おう!いかいでかぁああああああああああああああ!!!!!
佐助:聞いちゃいねぇ……。
長曾我部元親、登場!
毛利元就、着手!
幸村:元親殿、武田が行く手を阻もうというなら、全力にてお相手致す!
元親:そうこねぇとな!ハハッ、派手な戦になりそうだぜぃ!
元就:何故我が貴様などと共闘せねばならぬ。
元親:世間の需要だ、深い意味は無ぇ!
元就:…………。
元親:あとであんみつ奢ってやるからよぉ!行くぜぃ野郎共!
………激戦の末
幸村:勝利ぃいいいいい!!!!!果たして見せましたぞ、うぉやかたさぶぁああああ!!!!(飛付)
信玄:図に乗る出ないわぁああああ!!!!!(殴)
幸村:ぐはぁあぁぁっっ!!!!
信玄:この勝利は上洛への第一歩、いわば序章に過ぎぬ。精進せい、幸村!
幸村:お館様ぁああっ!!!!この幸村、必ずやお役に立って見せまするぅうううう!!!!
元就:おい、序章とか言われておるぞ。
元親:ハハッ!本気の幸村はやっぱ強ぇぜ。……行きな。
徳川軍が首を長くして待ってるぜ。
幸村:元親殿、よき戦いでござった。またいずれ、手合わせ願いたい。
行くぞ、佐助ぇ!(走)
佐助:はいはいっと。……あ、そうだ。今度蕎麦送るからさぁ、
代わりにまた、生きの良い魚期待してるよ。(去)
元親:任せとけ。虎も食い尽くせねぇ大物を送ってやるぜ。
元就:何を偉そうに息巻いておる。貴様、状況が分かって居るのか?
元親:あぁ?状況?
元就:調子に乗って滅騎まで持ち出し、盛大に破壊されておったが、
あれはまだローン返済が残っていたのであろう。
元親:………………あ。
元就:我はあんみつを我慢してやる気はない。精々金策に励むが良い。
元親:…………うぅ(泣)
長曾我部元親を破った武田軍はついに、徳川軍と激突する。
幸村は来るべき大戦に向け、はやる気持ちを抑えられないで居た。
――第二章
幸村:うおりゃうおりゃうおりゃあぁぁぁ!男には、退けぬ時がある!
今がその時!燃えよ、我が魂!真田幸村、見参!
家康:この想い、ここで終わらせる気はねえっ!徳川家康、この世に平和を創るっ!
幸村:太平の世を作るは、お館様こそ相応しきお方でござる!
家康:荒ぶる虎に平和な世など作れるものか!儂が成し遂げてみせる!
幸村:お館様でござる!
家康:徳川だ!
幸村:お館様お館様お館様お館様ぁああああ!!!!!
家康:儂だ儂だ儂だ儂だぁああああ!!!!
佐助:子供かアンタ等………。
家康:これ以上の問答は無意味のようだな。忠勝、三河武士の力、見せつけてやれ!
忠勝:………!(ウィーンガシャ!)
信玄:準備は良いな?……行けい、幸村!
幸村:はっ!燃えてまいりましたぁあああああああああああああ!!!!!!
激しい攻防戦。そして……
信玄:ぐ、ぐわぁっ!
武田信玄、負傷!撤退!
幸村:うぉやがだざばぁああああああああああっ!!!!!
信玄:最初から儂のみを狙っておったか……不覚。
佐助:こりゃあ……良くないね。早いとこ手当てしないと。
幸村:うぉやがたざぶぁああああうぉやかたさむわぁああああああ!!!!(泣)
佐助:ちょ……うるさい!落ち着きなさい!
幸村:うぐっ……。
佐助:深いけど、死ぬようなもんじゃないから。兎に角、大将を逃がすことが先決。
旦那だって相当疲れてるんだ。これ以上挑んでも、負けは見えてる。
時間を稼いだら、一旦甲斐に戻るよ。
幸村:こ、心得た……。
信玄の負傷を受け、甲斐へ戻ることを余儀なくされた武田軍。
しかしその行く手には、奥州筆頭伊達政宗の姿があった。
徳川との戦で満身創痍の幸村であったが、
宿敵を前に、完全に理性が吹っ飛んだのであった。
――第三章
幸村:うぉおおおおおおお!!!!!政宗殿ぉおおおおおおおおおお!!!!
いざ、尋常に勝負ぅううううううううあああああああ!!!!
佐助:は?え?ちょ、旦那!?アンタ状況分かってんの?
そんな状態で掛かっていっても……
幸村:これしきの怪我で、滾る心は抑えられぬわぁあああああああああああ!!!!!
政宗:よく言った。流石は俺の認めたRivalってもんだぜ。
Let's party!!!!Yeah!!!
小十郞:それでこそ、政宗様でございます!行きなされ、貴方は貴方の信ずる道を!
佐助:あ~もぉ、この親馬鹿従者!煽ってないで止めてよ!
幸村:どぅわぁてむぅわさむぅねぇえええええええあああああ!!!!
政宗:すわぬわだじゅきむるわあぁあああああああああああ!!!!
ひゅんっ!
ごごごごごごご!
びかびかびかぁあああっ!
ぎゅーん!
どさぁあああああああああ……
なんだか凄い激闘の末
政宗:イイ戦いだった。また死合おうぜ、真田幸村。(去)
小十郞:よろしいのですか、政宗様。今ならば武田を追い落とすことも……
政宗:息切れした犬を狩っても意味が無ぇんだよ。俺が戦いてぇのは紅蓮の虎のみ。
主の身を案じ、急ぎ帰還するを足止めするような野暮は好きじゃねぇ。
小十郞:……っ。流石は政宗様!何処までもお供いたします!(追)
佐助:つーか……野暮とか言うんなら通してよ、最初から。
幸村:ぐっ……
佐助:旦那!
幸村:大事……ない……。
佐助:大事あるだろ。ほら、大人しく座って。………あ~あ、派手にやられたねぇ。
幸村:休んでいる暇など……ないのだ。急ぎ……お館様の元へ……
佐助:大将が心配なのは分かるけどさ、俺はアンタが…………。
………ん?
幸村:これは……………法螺貝の音か?
佐助:……はは、いや~な予感。
伊達政宗との戦いで、辛くも勝利を得た幸村。
しかし、甲斐を目前に控えた地で迎えたのは、
信玄の宿敵、上杉謙信の軍勢であった。
――第四章
佐助:何でこういう時に限って、攻め込んでくるかなぁ……
俺様、空気の読めない奴って嫌い。
幸村:…………参るぞ。他に道は無い。
佐助:旦那………生きて甲斐に戻るんだぜ。約束、忘れんなよ。
幸村:無論!
謙信:かいのとらのすがたがみえませんね……。
かすが:何かの策かもしれません。謙信様、お気を付けください。
謙信:とらのわこも、すいぶんとひへいしているようす。
これは、かいのとらのみに、なにかだいじがあったのやもしれません。
つるぎよ、しらべてきてくれますね。
かすが:はっ。かすが、忍んで参ります。(消)
佐助:盛大なお出迎え、痛み入るねぇ。ま、出来れば、早々にお暇したんだけど。
かすが:武田信玄に何があった。……言え!(斬)
佐助:冗談。敵に快く情報あげる忍なんて居ないよ。(避)
謙信:おんてきたいさん!
幸村:ぐあっ!
佐助:旦那!
謙信:とらのわこよ……そなたのめは、まどうています。
幸村:なっ……
謙信:おうべき「せ」が、ここにないからでしょう。
まどえば、おのずとしょうりははなれていくもの。ひきなさい。
わたくしは、かいのとらにようがあるのです。
幸村:そ、某は惑うてなどおらぬ!お館様は……お館様が……
佐助:無茶すんなよ!これ以上やり合ったら、アンタの身がもたねぇ。
幸村:俺は退かぬ!
佐助:旦那……頼むから…………。…………ん?
幸村:……む?何やら、地鳴りが………
………ずごごごごおおおおお
ちゅどぉおおおおおおおおん!!!!!!!
謎人:とーーーーーーうっ!ふんぬ!(着地)
かすが:なっ……なんだアイツは!地中から溶岩と共にドリルアップしてきたぞ!?
謙信:ほぅ……。
佐助:おい…………。
謎人:心頭滅却すれば火もまた涼し!我こそは武人の中の武人、おかめ仮面よぉおお!!!
幸村:な、なんと!おかめ仮面殿!?………熱い。お館様に勝るとも劣らぬ、
熱き闘志を感じるでござる……。
佐助:いやだからね、う~んと……。
おかめ:幸村よ、よもやこの戦、敗北を甘んじて受け入れようなどと
思うていたのではあるまいな?
幸村:うぐっ……そ、そのようなことは……
おかめ:馬鹿者ぐぁあああああ!!!!!(殴)
幸村:ぬぉおおっ!!!!(飛)
佐助:ちょっとぉ!?仮にも満身創痍だって人に、アンタなんつーことを……
幸村:滾る……
佐助:はい?
幸村:なんと、熱き拳であることか。俺は、ただ己が誇りのために退かぬと決めていた。
それで敗北しようと、退かぬ事こそ武士の誉れと……だが、違う!
おかめ:その通りよ。何があろうと、勝利を信じてこそ、戦うことに意義があるのだ!
幸村:おかめ仮面殿、この幸村、目が覚めた思いにござりまする!
おかめ:よくぞ、言うた。だが、主が姿を戦場に失ったくらいで惑うようでは、
お主もまだまだ。儂を倒して、誠の武人たり得るか証明してみせぃ!
幸村:うぉおおおおおおおお!!!!!漲るぁああああああああああ!!!!!
佐助:だから漲ってる場合じゃなくてさぁ……ああ、なんかもういいや……。
おかめ:………佐助よ。よくぞ幸村をこの地まで守り抜いた。誉めて使わす。
佐助:そりゃどーも。その顔で言われても、いまいち感慨がないんだけど……。
おかめ:………佐助。
佐助:……はい?
おかめ:………♪
佐助:………ちょ、やめてよ。何そのウインク。寒気がするんですけど……。
おかめ:儂がおかめ仮面ということは………分かっておろうな?
佐助:………………………嘘だろ。
かすが:謙信様ぁ!あの馬鹿共、完全に私たちの存在を忘れてます!許せませんっ!
謙信:よいではないですか。
かすが:お、お茶を飲んでいる場合ではありません!
謙信様の美しさ、思い知らせてやります!
謙信:わかきとらのせいちょうをみまもるも、わたくしたち、いくさびとのやくめ。
ひさびさにかいのとらと、「ご」でもうとうとおもうていたのですが
これもまたいっきょう……けんぶつさせていただきましょう。
つるぎよ、となりにすわりますか?
かすが:け、謙信様ぁあああああああああああ!!!!!(喜)
突如として幸村の目の前に現れたのは、おかめ仮面を名乗る熱き武将であった。
幸村は己の猛る魂を証明するべく、おかめ仮面に勝負を挑む。
――第五章
天狐:ど、どうも~……こんちわ~……。
幸村:おぉ!貴殿は天狐仮面殿ではないか!佐助!アレが以前に話した天狐仮面殿……
……佐助?何処へ行ったのだ?
天狐:あ~、いや、なんかあいつ、急用が出来たとかでどっか行きましたよ。
幸村:何!?主に断りもなく姿を消すとは……けしからん奴め。
天狐:………。自分だって、人の進言全然聞き入れてくれないくせに。
幸村:む?何か申したか?
天狐:別にぃ~。
幸村:?
かすが:………お前。
天狐:見ないで。頼むから見ないで。可哀想な物を見る目しないで。
謙信:これはまこと、たのしいうたげになりそうですね。
おかめ:これより修行に入る!まずは第一の試練……第一の試練……むぅ。
天狐:……まさかノリで出てきただけで、何にも考えてませんとか言わないよね?
おかめ:そ、そのようなこと、有る筈がなかろう。
天狐:目ぇ合わせてくださいよ。
おかめ:幸村よ、第一の試練じゃ!この忍に勝利してみせぃ!(投)
天狐:ちょ……嘘だろぉおおおお!!!!(飛)
幸村:なんと!天狐仮面殿が鳥もなく宙を舞っておられる!流石は佐助の友人。
恐るべき忍術でござるな!
天狐:(落)な……投げられたんだっつの。大将~……後で覚えとけよ~……。
幸村:では天狐仮面殿、いざ、尋常に勝負!
熱き戦いの果てに
幸村:ぬぁあああああ!!!!!!がぁるえんきゃくあああああああ!!!!!!(紅蓮脚)
天狐:嘘だろーっ!………こ、殺す気かよ……(倒)
幸村:しようりぃいいいいいいいい!!!!!!
おかめ:いくら何でも早すぎる。……立てぃ、天狐よ。
儂が次の試練を思いつくまで、戦うのじゃぁああああ!!!!
天狐:やっぱ考えてねぇのかよ!嫌だってば!旦那に適うわけ無いだろ。
おかめ:変化の術にて挑めばよい。
天狐:それ、前もやったじゃん。旦那も兵士も大将も、悉く破られたんだって。
おかめ:道は、己で切り開くもの。さぁ、お前の新たなる変化、見せてみよ!
天狐:なんつー無茶ぶり……
幸村:まだ諦めぬと言うことでござるな。その心意気、しかと受け止めた!
でぃやぁああああああああああ!!!!(走)
天狐:うわ!来た!ええと……変化……変化……うああああ何にも思いつかねぇええ!!!
幸村:隙在りぃいいい!!!!(斬)
天狐:うおっと!(避)………あっぶねぇ。何とか交わし……(からん)…………へ?
幸村:む?
佐助:(やっべぇええええええええ!!!!仮面落としたぁあああああああ!!!!)
幸村:………。……???
佐助:(うぁぁ……考えてる考えてる考え込んでる……。
これはもう、観念して白状するしかない……)
幸村:佐助に化けるとは、流石は天狐仮面殿!髪一筋にも及ぶ、見事な変化よ。
佐助:……はい?………あ、あ~……そーいう風に考えちゃった訳ね。
幸村:だが、この幸村、変化の術如きで惑わされたりせぬ!烈火ぁああああ!!!!
佐助:いって!あっつ!勘弁してくれって!
幸村:驚くべき変化でござるな……姿形、声はおろか、仕草や僅かな癖に至るまで
総てが佐助と瓜二つ。……侮れぬ。だが、天狐仮面殿は佐助の友人。
知っていてもおかしくはない。俺は惑わぬ。必ずや勝利をぉおおお!!!!(燃)
佐助:熱いっての!そんな槍振り回されたら本気で死ぬから!
あ~……もう俺様嫌だぁ~………勝手ながら退散させてもらうよ。(消)
おかめ:こら!逃げるとは何事か!
幸村:誠、腕の立つお方であった……。おかめ仮面殿、第二の試練、ご教授願いたい!
おかめ:ふぅむ……本当はもう少しいろんな試練を作りたかったのだが……まぁよい。
猛れ幸村!この儂を越えてみせぃ!
幸村:うぉおおおおおおお漲るぁああああああああああ!!!!!!
激戦
幸村:ふん!(斬)
おかめ:む!(からん)
幸村:仮面が………。………っ!!!!!
お、おおおおお、おぉぉ、おやおやおやややっ、おやっ、おやか……おやおやお
かすが:長い。
謙信:ふふふ。
幸村:おやおやおやっ、おやや、おやかたざぶぁああああああああああ!!!!!!!?
信玄:いかにも、この儂よ。強うなったな、幸村。
幸村:う、うぉあやかたさまぁあああああああああああ!!!!!
かすが:謙信様ぁあああああああああああ!!!!
謙信:つるぎよ。たいこうしなくてもよいのですよ。
信玄:儂の不在を、よくぞ守り抜いた。誉めて使わす。
だが、戦場に追うべき背を失うたくらいで取り乱すようでは、お主もまだまだよ。
幸村:しかし某、お館様の御身が心配で心配で心配で心配で……
信玄:未熟者ぐぁあああああ!!!!(殴)
幸村:ぐふぁああああっ!!!!
信玄:いかなる時にも、惑わず、揺らがず。己が目指すべき方向を、
己で見いだせる武将となれ、幸村!
幸村:お館様ぁあああ!!!!この幸村、目が覚めた思いにござりまする!
信玄:幸村ぁあああ!(殴)
幸村:お館様ぁああ!!!(殴)
信玄:ゆきむるぁああ!!!!(殴)
幸村:ぼやがだすむわぁあああ!!!!!!!!!(殴)
謙信:よきしゅぎょうでした。これいじょうのけんぶつは、やぼというもの。
かえりましょうか、わたくしのうつくしきつるぎ。
かすが:謙信様ぁあああああ!!!!
おかめ仮面の厳しい修行を終えた幸村は、ついに徳川との決戦の時を迎えた。
そして、数々の戦で学んだ熱き思いを胸に、ついにその戦場へと踏み出したのであった。
――最終章
信玄:何故、儂が留守番なのだ……。
佐助:怪我が治ってないのに殴り合いなんかするからだよ。大人しくしてなさい。
信玄:むぅ……。
佐助:さて………追いついたっと。どう、旦那。頑張ってる?
幸村:おぉ!佐助!……ほ………本物の佐助………か?
佐助:………何?その疑いの眼差し。
幸村:よ、四方や天狐仮面殿の変化では無かろうな。
佐助:………へぇ~、旦那、俺様の偽物と本物の区別もつかないんだ。
幸村:なっ!そのようなことはない!俺は天狐仮面殿の変化も見破ったのだぞ!
本物の佐助なら、あのように敵を前にして逃げたりせぬ筈だと!
佐助:あ………そう。じゃ、今はどうなのさ?
幸村:むぅ………。
佐助:見るなっての。
幸村:………。
佐助:突くなっての。
幸村:………。
佐助:嗅ぐなっての。
幸村:ふん!
佐助:殴るのかよ!
幸村:どうやら、本物のようでござるな。みたらしの香りがしたぞ。某の鼻は誤魔化せぬ。
佐助:じゃあ最後に殴ったのなんだったんだよ………。
幸村:では最終決戦、参るぞ!
幸村:うおりゃうおりゃうおりゃあぁぁぁ!男には、退けぬ時がある!
今がその時!燃えよ、我が魂!真田幸村、見参!
家康:この想い、ここで終わらせる気はねえっ!徳川家康、この世に平和を創るっ!
幸村:太平の世を作るは、お館様こそ相応しきお方でござる!
家康:荒ぶる虎に平和な世など作れるものか!儂が成し遂げてみせる!
幸村:お館様でござる!
家康:徳川だ!
幸村:お館様お館様お館様お館様ぁああああ!!!!!
家康:儂だ儂だ儂だ儂だぁああああ!!!!
佐助:これ、二章のコピペじゃね?
家康:ゆけい、忠勝!今度こそ徳川に仇なす者達へ、引導を渡してやるのだぁ!
激しい攻防戦の末。
勝利を手にしたのは………
家康:やむをえん、ここは一度退くぞ忠勝!
忠勝:………(ウィーンガシャッ!ゴォォォ……)
幸村:やりましたぞ………やりましたぞ、うぉやかたさまぁあああああああ!!!!!!
――ED
勝利を手に、意気揚々と甲斐へ帰還した幸村を待っていたのは、
お留守番を任されていた信玄の、熱き拳であった。
信玄:儂も行きたかったぞぉおおおおおお!!!!(殴)
幸村:次は必ずや共に参りましょうぞおおおお!!!!(殴)
佐助:一生やってなよ………。
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