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戦国BASARAの二次創作文。 政宗、幸村、佐助、元親、元就が中心。 日々くだらない会話をしてます。
Posted by - 2025.01.22,Wed
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Posted by 今元絢 - 2009.04.07,Tue
――某月某日、アニメ撮影を目前に控えて

元親:深夜アニメたるもの、既存の概念を越えた特異な演出がなければならない。
元就:胸を張って、いきなり何を言い出しておるのだ、この男は。
政宗:Tansionが上がってんだろ。
幸村:うぉおおおおおおおおおおおおお、深・夜・放・送!
佐助:旦那、それ見得を切りながら言うことじゃないから。
元親:無駄話をすんじゃねぇ。今日の議題は「インパクトをいかにもたせるか」だ!
佐助:ホワイトボード、どっから持ってきたの?
政宗:ぐだぐだ考える必要は無ぇよ。俺が居るだけで、Impactの塊だ。
元就:確かに、貴様の携帯メモリの少なさはインパクト絶大だな。
政宗:勝手に見てんじゃねぇよっ!!!!!
元親:無駄話をすんなって言ってるだろうがぁあああああああああ!!!!(投)
一同:!!!!
佐助:ほ、ホワイトボードが……
幸村:なにやら今日の元親殿は鬼気迫る者があるでござるな……
元就:アニメは奴の専門分野だからな。
元親:(咳払)いいかお前等。ビールやら居酒屋やら、今や俺等は破竹の勢い。
   管理人の財布がはじけ飛びそうなほどの広がりを見せている。
政宗:それは単に自重できねぇ性格なだけだろ。
元親:よって!アニメを1クールのみに納めず、続編、OVA化、映画化!
   ひいては蒼紅のみならず、キャラクターごとにスポットを当てた
   スピンオフにまで発展することを目指して、今すべきことを考えねばならない!
政宗:結局、手前が目立ちたいんだな。
幸村:映画化!漲るぁあああああああああああああ!!!!!
元就:はりうっど……(悦)
佐助:絶対お声掛かんないから。オクラの旦那、恍惚とした顔しない。
元親:ハハッ!夢はでけぇに超したことはねぇぜ!さぁ、そのでっけぇ夢を掴むため、
   研究すんぞ!(どさどさ)
佐助:何コレ?
元親:アニメDVD各種。ブルーレイもあるぜ!
政宗:お前の趣味に、巻き込むんじゃねぇよ。
元親:馬鹿野郎!小さな事からこつこつと!こういう所に、
   新たなる第一歩を踏み出すきっかけがあるもんなんだよ。
   じゃんじゃん見ろよ!あとで意見を述べて貰うぜ。

――数時間後

元親:よぉし、じゃあ意見のある奴は挙手!
政宗:用は、流行らせたいってことだろ?だったら、話はeasyだぜ。
元就:ほぅ。貴様の意見とやらを聞かせて貰おうか。
政宗:俺等の何が人気を掴んだか。それはぶっ飛んだキャラ設定だ。
   だから、敢えてその逆を行く。
幸村:と、言うと?
政宗:「王道」だ。
佐助:おーどー?

――
政宗:ぐっ……
信長:もはや手足も動くまい……それでもまだ余に刃向かうか、小童。
政宗:俺は……
信長:此奴は自ら余の元へ参った。己が身を差し出すことで、貴様等を生かすために。
   それを知りながらわざわざ死にに来るとは……あまりの愚劣さに嗤えもせぬわ。
小十郞:政宗様……どうか、退いてくだされ。これは、私の望みでもあるのです。
信長:聞いたであろう。全ては貴様の独りよがりよ。
政宗:………ひとつ、ききたい。お前は……死にてぇのか?
小十郞:………。
政宗:あの時俺に刀を投げて寄越したのは、一緒に進みてぇと思ったからじゃねぇのか?
   生きて、最後まで共に旅を続けたいと、そう言ってたんだろ?
小十郞:………。
政宗:どうなんだよ!
小十郞:わ、私は……
政宗:生きたいんだろ。
小十郞:っ……。
信長:ふん。児戯に付き合う義理も無し。いつまでも惑うというのなら、
   その下らぬ命の結末、余が直々に付けてやろうぞ。
政宗:生きたいと言え!
小十郞:………生きとう、ございます……。
政宗:そんなんじゃ聞こえねぇ!
小十郞:生きて、貴方様と共に天下を目指しとうございます!!!!!
政宗:よく言った。独眼竜政宗、推して参る!
信長:その身でよく言うたものよ。あの世で先に逝った者共を、精々必死に探すが良いわ!
元親:誰が先にいったって?
信長:………何!?
佐助:お宅、自分の部下を買い被りすぎじゃな~い?
幸村:あの破廉恥な秘書も角張った輩も、全て倒したでござる!
元就:何故我だけ賞金が低い……誰がマスコットキャラだ!
元親:お前、まだそんなこと気にしてんのかよ。……兎に角だ。
   形勢逆転、だな。
信長:貴様等……
政宗:言ったろ?俺達は、仲間だ。
信長:愚民共がぁ。叩き斬ってくれるわ!
政宗:行くぜ。JET-X!!!!
幸村:朱雀翔!
元親:三覇鬼!
元就:壁!
佐助:影潜の術!
信長:ぐぉおおお……
政宗:三十六煩悩鳳!
幸村:しいどぉおおおおおおおおおお!!!!!
元親:波動拳!!!!!
信長:ぬぉおおおお!!!!
政宗:最後は大技行くぜ!か~
幸村:めぇえええええ
佐助:は?
元親:めぇえええええ
――

元就:その辺にしておけ。訴えられるぞ。
政宗:なんでだよ。感動のストーリーじゃねぇか。
幸村:何処かで見たような気がするでござるな。
元親:演出としては結構好きだが、あんな任侠面のロ○ンは断じて認めねぇ。
政宗:重力散々無視してきたんだ。今更手が伸びるくらい何だってんだよ。
佐助:言っちゃったよこの人。
元親:お前最近、俺ん家に泊まり込んでワンピース読みあさってんもんな。
政宗:Ah……思い出しちまったぜ。涙無しには見られない別れのシーンを……
元就:いい加減にしないと、長曾我部がうつるぞ。
政宗:うっ……それは困るな。
元親:人を病原菌みたいに言うんじゃねぇ。
元就:貴様等は発想が貧困すぎる。何かと言えば、派手ならば良いと思って居らぬか?
   今のはやりは「脱力系」だ。
幸村:だつりょくけい……でござるか?
元就:深夜の11時台を中心に展開されるサスペンスなどがその例だな。
   何があろうと、慌てず騒がず、己のスタイルと貫く主人公だ。

――
佐助:探偵さ~ん。事件ですよ~。
元就:我は忙しい。後にしろ。
佐助:いやぁ、俺もどうでもイイっちゃ良いんだけどさ……
   この旅館の一室で、殺人事件があったらしいよ。
元就:………(溜息)面倒だな。
佐助:聞かなかったことにする?
元就:そうするか。
政宗:待てよおい。あと放送時間何分在ると思ってんだよ。
元就:………。仕方あるまい。付き合ってやるが、2分だけだぞ。

政宗:被害者は二十代の男。身元ははっきりしてないが、身なりから察するに、
   職業は海賊ってとこか。おい、探偵。犯人は誰だ。
元就:貴様警察であろう。自力で何とかしろ。
佐助:まぁあとで美味しい大福くれるっていうし、解いてあげたら?
元就:まかせろ(輝)
政宗:簡単だな……お前。
    Ah~……部屋は内側から鍵が掛けられていた。鍵は被害者の懐に、
   もう一つのマスターキーは旅館の番頭が持っていた。つまり、完全な密室……
元就:番頭が犯人だ。
政宗:………。なんでだよ。
元就:鍵を開けられたのは番頭のみ。そいつが犯人に決まっておる。
政宗:待てよ。そんな単純な……
幸村:すまぬでござるぅううううう~……(泣)
政宗:えぇぇっ!!!!?本当に番頭犯人かよ!
幸村:部屋を訪れてUNOをしていたら口論となり、
   つい部屋を完全焼失させてしまったのだ……
佐助:あ~らら。本当に2分で片付いちゃった。
元就:これにて、一件落着。
政宗:残りの23分どうすんだよ。
元就:そんなにあるのか……では我が「初心者でも簡単に作れるザビー教」を伝授してやろう。
    まずは冷蔵庫で……
――

政宗:もう完全に話変わってんじゃねぇか。
元就:流行させたいのであろう?ならば時流を読まねばならぬ。
元親:つかお前、俺の出番を無くしたいだけだろ!
元就:よく分かったな。
幸村:某、犯人なんて嫌でござる!
元就:むぅ……非難囂々だな。
元親:サスペンスはこの前やってこりたばっかだろ。却下却下!
元就:ちっ。
佐助:あ、でも、派手さにこだわらないってのはイイんじゃない?
   もっと深層心理を描いていかないと、若い世代はくいつかないと思うけど。
元親:お。一番興味なさそうにしてたくせに、急にPみたいなこと言い出したぞ。
政宗:じゃあてめぇはどんなのが良いんだよ。
佐助:そうだなぁ……

――
……群雄割拠の戦国時代
「遠からん者は音にも聞け、近からん者は目に物を見よ!」
数多の武将が、自らの理想を求め、戦いに明け暮れる
「It's Show time!Yeah!」

だが、それは歴史の上辺に過ぎない。

「俺ぁ……天下なんざどうでも良かった。ただ……皆で笑って暮らせりゃそれで……
 なのに……結局何にも残らねぇ。みんな……いなくなっちまった。」

全ての者達が、他から奪うことのみを考えていた時代。

「どうか、お止めください!このお方は、貴方様の実の……」
「黙れ。……血縁がなんだってんだよ?血なんざ死んじまえば無くなるもんだろ?」
「そ、そのようなこと……」
「それは命乞いか?殊勝なもんだ。その言葉、聞き入れてやろうじゃねぇか。」
「……っ!!!」
「これはアンタが望んだことだぜ?………その目でよく見ておけよ。
 アンタが後生大事に可愛がっていた此奴が、竜の爪に裂かれていく様をな。」

命が、数の単位でしか無かった時代。

「向こうさんは、五万の軍勢で押し出てきてる。どう足掻いても逃げ場がないぜ。」
「麓の農村にて迎え撃つ。村中は足場が悪い。敵方の騎馬は十分に使えぬ筈だ。」
「畑を戦場にするってか。多少の犠牲は……ま、仕方ないね。」
「早馬を出せ。今からなら村人を逃がすことが出来よう。俺は、誰も犠牲になどせぬ。」
「………。………あ~あ、行っちゃった。収穫前の畑が潰されれば、何れにせよ野垂れ死なんて
 きっとずっと、知らないまんまなんだろうね、アンタは。」

そこに、生きた者に、

「俺の命に背いた。お前はもう必要無ぇ。……消えろよ。
 誇りだかなんだか下らねぇもの背負って、さっさと腹でも首でも裂きゃあいいだろ?」
「お待ちください!私は……」
「要らねぇんだよ。」
「……っ。」
「アイツが居ねぇのに、お前等だけへらへら生きてやがる世なんざ、要らねぇんだよ。」

信ずるものなど

「そこで死するが貴様等の役目。勝利に酔いしれる敵方を、背後から追い落とす。
 ………何を恐れる?貴様の信ずる浄土とやらに行けるのであろう。」
「………心得ました。」
「それで良い。………彼奴を送るは、我の役目よ。」 

変わらぬものなど

「なぁ、なんで蛍はすぐ死んでしまうんだべか?」

一つもない。

「じゃあ、行きますか。お侍さん方。」

貴方はまだ、本当の戦を知らない。

――

政宗:何処まで後ろ向きなんだよお前は。
佐助:ちょっと前に流行ったドキュメント意識したんだ♪
   だって本当の戦国時代なんてさぁ、追剥強姦略奪なんでもありだったん……
元親:本当とかどうでも良いんだよ!これから楽しい週末って時に、
   こんな暗いアニメ誰も見ねぇだろうが!
元就:さりげなく節子が出てきておるな。
政宗:しかも微妙に史実を絡めようとしてるのがまたムカツクぜ。
佐助:う~ん、やっぱ不評?
元親:当たり前だ!
幸村:やはりもっと明るく楽しいものの方が良い。親子揃って楽しめる、
   国民的アニメを目指そうではないか。

――
政宗:どんどん波が高くなってきやがるな……。悪いが、城の様子を見てくる。
   俺が戻るまで、お前がこの場を守れよ。
佐助:この高波の最中に、餓鬼一人残してくって、そりゃないんじゃないの……?
政宗:小十郞達がまだ残ってるんだ。放っておけねぇんだよ。
   車なら、まだ防波堤の方までなんとか降りられる筈。行ってくるぜ。(去)
佐助:はいはい。仕方ないね、いっらっしゃい。………それにしても此の波、
   一体何なんだろ?天気予報でも、そんなこと一言もいってなかったのになぁ。

元親:ちっ……このままじゃ此の船もやばいぞ!お前等、もっと気合い入れて舵を……
(………たったったったった)
元親:ん?なんだ、此の音?水面を叩いてるみてぇな……
(たったったったったったたたた!!!!!)
元親:な、なんだありゃあ!?水面を……走ってやがる!!!!

佐助:………うん?帰ってきた?
(…………)
佐助:気のせいかな。誰かに呼ばれたような……
(………けぇ……)
佐助:やっぱり。外から声がする。誰だろ?(開)
幸村:さぁぁぁすけぇええええええええええええええええええ!!!!!(たったったったった)
佐助:は?え?えぇぇっ!!!?旦那!?
幸村:ぬぉおおおおおおおおおおおお(走)
佐助:か、海面を走って………え?嘘だろぉおお!!!?
(がしゃああああっ!!!!)
幸村:さすけ、それがし、きたぞ!!!!
佐助:見れば分かります……ものの見事に突進されましたから………。
   危うく中身が出るトコだったもん……
幸村:それがし、さすけ、だんご、すきぃ!!!!♪
佐助:え……何?団子食べに来たって事?
元就:我が名は毛利元就!この瀬戸内の海全てを納めるものなり!
佐助:うわ。またなんか変なの出てきた。
元就:貴様は、この「業火の上のゆき」の身元引受人に選ばれた。精々励むが良いぞ。
佐助:は?身元引き受けって……アンタ、これ俺様に押しつけてく気!?
元就:ではさらばだ!
佐助:ちょっと待てよ!こんな得体の知れないもの置いてかれても……
幸村:だんごでござるぅ~♪
佐助:勝手に冷蔵庫開けないで!

いつき:ゆ~きゆ~きゆき 真田の子♪
光秀:総ての ものを 焼き~尽くし♪
いつき:ゆ~きゆ~きゆき ふくらんだ♪
久秀:兵糧 総てを 平らげた♪
――

政宗:ツッコミ所は多々あるが、とりあえず、最後のは何だ。
幸村:主題歌でござる。
元就:「いつきちゃんと久秀光秀」といったところか。
政宗:ふざけんな!後ろの二人はお子様に見せてイイ存在じゃねぇだろうが!
   寄るな、さわるな、近付くな!名作アニメを汚すんじゃねぇ!
佐助:竜の旦那、今回は鬼の旦那っぽい発言連発だよね……。
元親:あ~、このままじゃまとまらねぇ。よし、深夜アニメの名作を片っ端から見て、
   俺が結論づけてやる!

佐助:………で?
元親:分かったろう。これが答えだ。
元就:全く理解できんのだが。
元親:ったく、これだから素人は。ハ○ヒ然り、ら○すた然り。
   OPってのは……踊るもんなんだぜ!
政宗:結局、お前の好きなようにしてぇじゃねぇか。
幸村:お、踊るのでござるか?は、恥ずかしいような気がするのだが……
元親:恥も外聞も捨てろ!力の限り、踊りきるぜ!

 

――初回放送終了後。

政宗:………なんつーか。
元就:捨て駒共が……
佐助:凄っっっく……
幸村:目立っておるな。
元親:お前等の音感がないから仕方ねぇだろ。行く行くはダンス選手権も開催するぜ♪
元就:勝手にしろ、阿呆めが……(呆)
 

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