政宗:今年も残すところ数時間か。お前等は年越しって何してんだ?
幸村:おそば食べるでござるよ♪
佐助:その量が半端じゃない上、大将が手打ちじゃないと納得しないもんだから、
俺様毎年疲労感と共に年越しだよ……
政宗:ご苦労なこったな。元親は…?
元親:野郎共と朝まで騒ぐ!
政宗:……。だろうな。
元就:大晦日とは除夜の鐘と共に百八つの煩悩を祓い、心静かに新年を迎えるための日だ。
だというのに、貴様等は毎年毎年……
元親:まぁ固いこというんじゃねぇよ。楽しきゃいいんだよ!伊達はどうすんだ?
政宗:Ah~…特に変わったことはしねぇな。年越し蕎麦食って、紅白見て、
行く年来る年を見つつ、炬燵で年を越す……
元親:老人みてぇ。
政宗:ほっとけ!
佐助:まぁまぁ、年末まで喧嘩しない。新年は清々しい気持ちで迎えましょうね~。
さて旦那、そろそろ帰ろうか。
幸村:も、もう帰るのか!?某もう少し遊んでいきたいぞ!
政宗:別に焦ることねぇだろうよ。まだ茶菓子あるぜ?
佐助:だから、蕎麦の量が半端じゃないんだって。今からでも遅いくらいだよ。
ほら旦那、早く帰る支度して。
幸村:むぅ~……。
佐助:じゃ、みんな良いお年を~♪
幸村:来年もよろしくでござる!
元親:おぅ!……じゃ、そろそろ俺も帰るか。ちったぁ若者らしい正月迎えろよ?
政宗:大きなお世話だ。
元親:そう睨むなよ(笑)。じゃあな。元就、つまみ買って帰るから付き合えよ。
元就:断る。
元親:けち。
元就:ではな、伊達。息災に過ごせよ。
政宗:……。一気に静かになっちまったな。おい、小十郎。蕎麦の準備しようぜ。
――甲斐
幸村:おかわりでござるぅぅぅ!!!!
佐助:はいはい。
信玄:もう一杯じゃぁああ!!!!
佐助:了解~
幸村:まだまだぁ~!!!
佐助:まだ食べんの…?
信玄:佐助、薬味が足らぬぞぉおおおお!!!!
幸村:某、卵もほしいでござる!!!
佐助:もう嫌だ……二人とも、わんこ蕎麦じゃなんだよ!?
信玄:年越しと言えば蕎麦!!古来より蕎麦には「細く長く達者に暮らせること」を願う
意味が込められており……
佐助:うんちくはイイから食べるペースを落としてくださいよ!!
幸村:でも、残すと金運に恵まれなくなると言うぞ?
佐助:妙なことだけ覚えてくるんだから……。どうせ一本も残らないでしょ。
俺様まだ全然食べてないんだよ?少しは休ませてよ……
幸村:そう言うと思っていたぞ♪見よ、佐助!(椀)
今年は某も挑戦してみたのだ。真田幸村特製、熱血蕎……
佐助:うどん?
幸村:そばでござるよ~!!!
佐助:え……。指ぐらいの太さあるよコレ……?
幸村:頑張って細く伸ばしたのだぞ?
佐助:旦那…蕎麦ってのは粘土遊びみたいに作るんじゃなくてね、包丁で細く切って……
幸村:さぁ、遠慮なく食してくれ!!
佐助:あ……うん……ありがと……。じ、じゃあいただきま……
信玄:早う次の蕎麦を持ってこい佐助!!大晦日の間に食べきらねばならんのだぞ!!
幸村:お、お館様ぁ!!某の分も残しておいてくだされぇええ!!
信玄:甘えるでない幸村ぁあああ!!!(殴)
幸村:ぐっはぁああ!!!(飛)
信玄:新たなる飛躍をするために重要な動力源となる年越し蕎麦!!
それを自らの手で掴み取らずして何とする!!
佐助:じゃあ自分で作ってくださいよ……
信玄:幸村、佐助!!真の男となりたくば、儂を押し退けてでも蕎麦を掴み取って見せよ!!
幸村:お館様!!!この幸村、慢心しておりました!!いざいざ蕎麦ぁああああ!!!
佐助:やれやれ……これじゃ旦那の蕎麦を食べる頃には、
とんでもない太さに伸びてそうだな……
――瀬戸内
アニキ親衛隊:いきやすぜ……革命!!
元親:ぐあぁあああ!!!マジかよ、有り得ねぇええええ!!!
元就:耳元で騒ぐな、鬱陶しい。
元親:だってよぉ……折角大量に2を持ってたのに、革命起こされちまったんだぜ!?
元就:手の内を明かしてどうする……(呆)
親衛隊:ふっふっふ。アニキと言えど、大貧民になったら罰ゲームやっていただきやすぜ。
元親:ぐ……。まだ勝負は終わっちゃいねぇぜ!!元就、お前だけが頼りだ。
革命がえし、起こしてくれ!!
元就:無理だな。四枚同じカードなど、持ち合わせておらぬ。
元親:くそぉ……頼みの綱が……。
元就:そもそも、何故我がここで大富豪などしていなければならんのだ?
元親:今更自分の行動に疑問持つなよ。お前、七並べも人生ゲームも夢中になってたろ。
元就:わ、我は心静かに新年を迎えるのだ!帰らせてもらう!鐘の音を聞き、厳島へ詣で、
粛々たる気持ちで日輪を……
元親:大福あるぜ?
元就:早く出せ(座)。
元親:お前、意外と扱いやすいよな…。
駒達:元就様~!!向こうの部屋で凄いもん見つけましたよ。見てくださいコレ!
元就:なんと!これほど大量のシュークリーム!おのれ長曾我部、何故隠していた!?
元親:勝手に持って来んじゃねぇよ!折角最後の楽しみにとっておいたのによぉ……
元就:大福が優先か?現在用意されている緑茶には和菓子が合う。
いやしかし、ここは前後のバランスを考えて……
元親:何を悩んでるのか知らねぇが、こいつぁただのシュークリームじゃねぇんだぜ?
その名も、「ロシアンシュー」!!
元就:なんだそれは…?
元親:一つだけ、地獄のような味のシュークリームが混じっている。
順に一つだけとって同時に食べ、はずれの奴には地獄が待っている……ふふふ。
親衛隊:うぉおおおおおお!!!
駒達:うぇぇぇ……
元親:今年最後の運試しってやつよ。終わりよければすべてよし。
アタリの方が圧倒的に多いこいつをやれば、みんな晴れ晴れと年を越せる。
駒達:ハズレの一人だけ散々じゃないですか……。
元親:おいしいじゃねぇかよ、別の意味で。
元就:だったら貴様が食え。(投付)
元親:もっ……!!!馬鹿野郎!!!一個食っちまったじゃねぇか!!……あ、甘い。
元就:ちっ……ハズレか……。
元親:この野郎……。兎に角、折角だから今やってみるぞ~。全員一個ずつ取れ。
元就:くだらぬ。このような児戯に参加する義理はない。
元親:怖いのかぁ~?
元就:何!?
元親:芥子か山葵かタバスコか。何が入ってるのか俺も知らねぇが、
甘~いおかししか食えないお前には、恐っろしいゲームだよなぁ?(にやにや)
元就:く……食えばいいのだろう食えば!
元親:ホント、実は扱いやすいよな……。野郎共!!てめぇ等も参加しろぉおお!!!
親衛隊:アニキー!!!!
駒達:へ~い……
――奥州
政宗:What's this……?
小十郎:何ですか?
政宗:コレは何だって聞いてるんだよ。
小十郎:年越し蕎麦ですが、何か問題が……?
政宗:問題が…?じゃねぇよ。これ、蕎麦っつうより………葱だろ。
小十郎:少々大目にあしらってみました。
政宗:あしらうってRevelじゃねぇ……葱で丼が埋め尽くされてるだろうが!!
隅から隅まで葱だらけ、葱で明日が見えねぇよ!!!
小十郎:詩人ですな……
政宗:しみじみすんじゃねぇ!!!
小十郎:葱は身体に良いものです。健康に新年を迎えるために、小十郎めが有りったけの
丹精を込めて拵えたのですが……お気に召しませんか?
政宗:Ah~……どうしてお前はそう極端なんだよ……。
健康に気ぃ使ってくれんのは有り難いが、限度ってもんがあるだろう。
この白い小鉢は何だ?今度はヨーグルトにでもはまったのか……?
小十郎:いいえ、ケフィアです。
政宗:誰だよ、んなネタ教えた奴!!!
小十郎:政宗様、落ち着いてください。蕎麦がお気に召さないのなら片付けます故。
政宗:……べ、別に片付けることねぇだろ、勿体ねぇ。
小十郎:しかし、ご無理をされては……
政宗:食わねぇなんて一言も言ってねぇだろ。あれだけ時間掛けて作ってたんだからよ…
小十郎:ご存じだったのですか……?
政宗:女中に任りゃイイものを、わざわざ自分で作るとは強情な奴だぜ(笑)
自信作ってんなら、食わせてもら……Uh…しかしこの葱の量は半端じゃねぇ……
小十郎:政宗様……
政宗:食う!Prideに掛けて食ってみせる!……いざ!(食)……あ、意外とうめぇ……。
小十郎:それは何よりです(笑)
成実:梵~。次、幸子出てくるぞ~。
政宗:ああ、すぐ行く。おい小十郎、向こうの炬燵で食おうぜ。
小十郎:御意!
――???
秀吉:参詣ならば、この参道を下って左に折れたところに、目印の看板……
半兵衛:秀吉、警備員のバイト、そろそろあがりの時間だよ。
秀吉:うむ。この道案内にて終了とする。看板の脇の道を行ったところだ。気を付けて。
半兵衛:今年度のノルマ達成おめでとう♪これで心おきなく年を越せるね。
秀吉:長い一年だった……
半兵衛:僕らも境内の方へ行ってみようか。除夜の鐘も聞きたいしね。
秀吉:うむ!
半兵衛:わ~、やっぱ結構混んでるんだね。あ、そうだ秀吉。言い忘れたことがあるんだ。
秀吉:…?
半兵衛:年が明けたら直ぐ、神社でのバイトとって来ちゃったから宜しく頼むよ。
秀吉:また警備員か……?
半兵衛:いや、巫女さんだよ。
秀吉:!!!!!
信玄:間もなく年が明けるのぅ。幸村よ、今年はどのような年であったか。
幸村:はっ!皆々様に多くの教えを受け、この幸村、大きく前進出来たと自負しております!!!
来年も慢心することなく、お館様の恩為、精進する所存にござりまする!!!
信玄:うむ、その心忘れるでないぞ。佐助、お主はどうであった?
佐助:……いろいろ苦労もしたけど、面白かったっすよ。
来年もこんな感じで………長閑に暮らせると良いんだけどね。
幸村:某も楽しかったぞ!!様々な美味しい物に出会った一年であった!!
佐助:それと、来年はもう少し旦那が大人になってくれるといいですね~♪
幸村:むぅ……精進いたす。
佐助:あ、それから大将、いい加減に全自動洗濯機が欲しいんですよ。
お正月セールでドラム式の凄くイイ奴が安売りして……
信玄:来年こそは上洛じゃぁああああ!!!
佐助:いや、聞こえないフリしないでよ。洗濯……
幸村:お館様ぁああああああああああ!!!
佐助:……。こりゃ来年も洗濯板だな……
元親:計算してねぇよ……
元就:我の決め台詞を取るでない。
元親:決め台詞なのか?……まんまとハズレを引いたのは兎も角、
地獄のように「甘い」ってのはどうなんだ……?味覚神経がおかしくなったぜ……
元就:なかなか美味だぞ。
元親:お前、実は味音痴か…?……お、鐘の音か。こりゃ風流だな~。
元就:周囲がこれほど騒がしくても、聞こえるものなのだな。
元親:そりゃそうだろ。百八つの煩悩を洗い流してもらわなきゃな(合掌)。
元就:貴様の煩悩は百八では足りぬであろう。
元親:ま、まぁな……でも人間、欲望が無くなったらそれ以上成長しねぇんだせ?
多少欲張りなぐらいで丁度良いのよ!来年も面白可笑しく暮らすのが俺の願いだ!
元就:ふん。そのような思考では、直に神から見放されよう。
元親:じゃあ元就の願い事は何なんだよ?
元就:瀬戸内を我が手に!
元親:てめぇの方が強欲じゃねぇか!!
政宗:なんだよ成実の奴、結局寝てるじゃねぇか。
小十郎:「行く年来る年」の前に炬燵で寝ると言うのが、成実の年中行事ですからな。
政宗:年越しまで起きてた試しがねぇもんな……。もう一杯どうだ?
小十郎:いただきましょう。
政宗:飲み過ぎて、お前まで寝ちまうなんてな御免だぜ?(笑)
小十郎:御意にござります(笑)……おや、鐘の音が。
政宗:……イイ音だな。
小十郎:今年は……どのような年でしたか?
政宗:悪くなかった。いろいろあったがな……本当に、いろいろよぉ……。
小十郎:政宗様?
政宗:いや、ちょいと嫌な思い出がな……。ま、でも楽しかったぜ。
ただ完全に満足したとは言えねぇな。俺の目指す国の姿は、こんなもんじゃねぇ。
夢物語と言われたような天下を、必ず築いてみせるぜ!
小十郎:この小十郎、どこまでもお供いたしますぞ。
政宗:Ha!上等だ。
小十郎:しかしそのためには、政務の方も滞りなきよう進める必要がございます。
政宗:う……。言われなくても分かってるってんだよ……。
お、お前こそどうなんだよ。新年の目標!
小十郎:そうですね……政宗様が寂しい思いをなさらぬよう、御友人を増や……
政宗:Shut up!!!
小十郎:冗談です(笑)私の望みは、無論貴方様の思い描く天下。
過ぎゆく今年に、そして貴方様の輝かしき新年の幕開けに……
幸村:新年も熱く燃えるために!!!!
佐助:のんびり過ごせますように……
元親:面白ぇことが一杯有るように!!
元就:日輪の元で恙なく過ごせるように
政宗:新年も張り切って行こうぜ!!Toast!!
>雪夜様
クリスマス編に関する返信です。
全員出すときついのですよね……だもんで、年末年始はレギュラーのみで。
さり気なく好きな義元様から始めてみました。
真田主従は常にタッパー持ち歩いてる気がします。
アニキはデリカシーが無いのでもてないタイプでしょうな。
光秀の変態さ加減は、私には表現しきれないです…
やっぱお嬢さんのようにミクシィであれだけ語れる位じゃないと!
大将達は酔うと若返ります。迷惑な飲みサークルの人のようだ…
筆頭は面倒見は良さそうな気がします。
人生ゲーム、かならず居るよね。借金まみれと餓鬼まみれ。
元就様はいつでもアイドルなのです。
ごはんですよが後を引いている二次会。拷問だものね。
叩いて被ってとか、あっち向いてホイとか、
オクラ様は下手そうな気がします。裏技で勝ちそうですが。
筆頭の言動がいちいちアレなのは、自分の趣味故です。
サンタ云々、ホント旦那いくつだよって話ですね。
長々失礼いたしました。
来年も宜しくお願い申し上げます。
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