――クリスマスの籠城
元親:はぁぁぁ~……。
幸村:あ、あの……
元就:………ほぅ。
幸村:………。
政宗:Ah~……。
幸村:ま、政宗殿……?
政宗:Uh?どうした?
幸村:どうしたも何も……元親殿、元就殿も……。
元親:なんだよ、勝手に移動しようとすんなよ幸村。
元就:言いたいことがあるのなら、この場で申してみよ。
幸村:く、苦しいのだが……。
政宗:Hah?
佐助:やっぱ見つからないね……って、ちょっと。アンタ等何サボってんの?
元親:人聞きの悪いこと言うなよ。ちょっくら休憩してただけだ。
政宗:こんな寒ぃ蔵の中で、延々と捜し物なんかしてたら凍えちまうぜ。
佐助:だからって、3人揃って真田の旦那で暖を取るのやめてくんない?
元親:だって、此奴熱放出してっから暖っけぇんだもん。
元就:此処が寒すぎるのが悪いのだ。
幸村:~~~~~っ。
佐助:離れた離れた。思いっきり苦しそうにしてんじゃないのよ。大丈夫?
幸村:圧死するかと思ったぞ……おしくら饅頭はもう嫌でござる……。
政宗:独り占めすんなよ。唯一の暖房器具を。
佐助:アンタ等、人の主を何だと思ってるのさ。………竜の旦那も探してよ。
大体此処、アンタん家の蔵だろ?何処に何があるか解らないわけ?
政宗:Ah~……たまにしか開けねぇからな。多分、その辺の地層に埋まってると思うぜ。
佐助:地層って……。
政宗:この辺が赤ん坊の頃の棚で、その上が元服した頃のもの……
大体年代順に重なってんだよ。
元就:赤ん坊の棚に、年代物の酒があるぞ。
幸村:棚が壊れて落っこちてるでござる。
元親:断層が出来てんじゃねぇかよ。
政宗:………。手当たり次第に探すしかねぇな。
元親:ぐぁぁ……面倒臭ぇ……。
政宗:文句ばっか言うんじゃねぇよ。お前が言い出しっぺだろうが。
元親:クリスマスにツリーが欲しいと思うのは当然の心理だろ。
政宗:久しく飾ってねぇよ、そんなもん。飯がうまけりゃ、それでいいじゃねぇか。
元親:お前が「クリスマスパァリィーだぜ~」とか言い出したんだろ。
政宗:口真似すんな。
元親:主催者なら責任持って、ツリーくらい用意しろってんだ!
佐助:はいはい、もめない。だから今、こうして探しに来てるんでしょ。
政宗:だが、いい加減寒くなってきたのも事実だな……よし、一端休憩するか。
佐助:そうしよっか、なんか暖まるものでも飲んで……玄米茶がいいなぁ♪
元親:あ、俺キャラメルマキアートな。
元就:我はロイヤルミルクティー。
幸村:某、ココアがイイでござる♪
政宗:勝手なことばっかぬかしてんじゃねぇよ。お前等なんざ粗茶だ粗茶。
小十郞に頼んで……。………。
元親:あ?なんだよ、急に固まりやがって。
元就:凍ったか。
政宗:蔵の戸……閉めたの誰だ?
幸村:戸?
元親:最後に入ってきた奴が閉めたんじゃねぇのか?
政宗:最後に入ったのは俺だ。ご丁寧に、ストッパーまで置いてな。
元就:すとっぱぁ?
政宗:ヤカンだ。入る時、持ってきたろ。あれで戸を押さえたんだよ。
元親:ああ、あの湯が入ってた奴か。
佐助:扉が凍っちゃってるから、お湯掛けて溶かしてから入ったんだっけね。
政宗:そうだ。湯はやがて水になり、氷になる。閉めてしまえば再び扉は凍り付き、
外からも内からも開かなくなる。だからこそわざわざ開けておいた。
元親:マジかよ……どんだけ寒いんだ?
政宗:雪国なめんなよ。
元親:つーことは何か?ひょっとして俺等……
政宗:ひょっとしなくても、閉じ込められた。もう、凍り付いた戸は開かねぇ。
――…………。
元親:うぉおおおおおおおおおおおお凍死は嫌だぁあああああああああああ!!!!
元就:何が哀しくて、こんなカビ臭い場所で死なねばならんのだ!
政宗:お、俺に切れられても仕方ねぇだろ!大体誰が……
幸村:………。
政宗:………。おい、幸村。
幸村:っ!!!
政宗:その抱えてるの、何だ?
幸村:うぐっ……。
佐助:ヤカン?
幸村:も、物といえど、寒空に放置されているは不憫に思えて……その……。
一同:………。
幸村:も、申し訳ござらぬ!全ては某の所為にござる!
政宗:………ま、説明しなかった俺にも責任あるわな。
元就:過ぎたことをとやかく言っても始まらぬ。出る手段を探すぞ。
元親:前向きだな、お前等。
元就:貴様が犯人なら、今頃一大拷問祭りが絶賛開催中だがな。
元親:何、この扱いの差?
佐助:この蔵、窓とか無いの?
政宗:あるにはあるが、木戸が閉まってて凍っているから開かねぇ。
第一、全部格子が嵌ってるからな。其処からの脱出は不可能だ。
元就:手っ取り早く、扉を叩き壊したらどうだ?
政宗:やってみるか?
元就:……なんだ、その挑戦的な顔は。
政宗:この蔵は、昔小十郞が説教部屋として使用していたものなんだよ。
元就:説教部屋?
政宗:餓鬼がおイタすると、押入に閉じ込められるだろ?あれと同じだ。
なんど放り込まれたか知れねぇ。
佐助:右目の旦那の苦労が偲ばれるねぇ……(苦笑)
幸村:政宗殿にもそのような頃があったとは、何やら微笑ましいでござるな♪
佐助:人のこと言えないでしょ、旦那は。
幸村:むぅ……。
政宗:当然、俺は脱出を図る。説教→閉じ込め→扉や壁ぶち破って脱出を
繰り返してるうちに、小十郞もムキになったんだろう。蔵は次第に強化され……
今や、装甲車が群れを成して体当たりしても壊れねぇ強度を誇ってるんだぜ!
元親:城に使え、そういう技術は。
政宗:特に内からの衝撃には強いように出来てる。多分、壊せねぇと思うぜ。
ま、このまま待ってても、その内誰かが気付くだろ。
元親:大丈夫かよ。お前の部下共、随分忙しそうだったが……?
政宗:お前等が旨いもの食わせろって騒ぐから、アイツ等も必死になってんだよ。
佐助:なんか申し訳ないよね……。
元就:ふん、だからと言って、客人に捜し物をさせては本末転倒ではないか。
政宗:今更お前等が客人って柄かよ……。
元親:そりゃそうだけどよぉ、荷物も降ろさないうちから呼びつけられて
極寒の蔵で捜し物だぞ?愚痴の一つも溢したくなるぜ……。
元就:挙げ句の果てに閉じ込められているのだぞ。
政宗:だから、俺を非難の眼差しで見るなってんだよ!そもそも扉は俺の所為じゃ……
幸村:~~~~~っ。
政宗:あ、悪ぃ。別にお前を責めてる訳じゃ……
幸村:も、申し訳……ござ……り……ませぬ……(沈)
元親:………。
元就:………。
佐助:…………………。
政宗:何が言いたい!
佐助:兎に角さ、さっさと目的の物だけでも見つけちゃおうよ。
ぼんやりしてたら寒さで苛々するだけだし。
幸村:おぉ!身体を動かした方が暖まな!
元親:よし、ツリーを探すぞ。幸村、こっち来い。
幸村:?
佐助:だから懐炉代わりに使うなっての。
――
元就:何故……。こういう時に限ってすぐに見つかるのだ……。
元親:早くもやることがなくなったな……。
幸村:暇でござる……。
佐助:ここから大声で叫んだら、右目の旦那たち気付いてくれないかな?
政宗:無駄だな。ここは防音も完璧だ。
元親:だから、なんで蔵を無駄に要塞化してんだよ!
元就:寒い……。ここは暖房器具の一つもないのか?
政宗:あったらとっくに扉は解凍されてんだろ。第一、ここ密閉空間だぞ?
あっという間に酸欠になっちまうぜ。
佐助:そういえば……みんな荷物も降ろさないで、蔵に直行したんだよね?
元就:到着するなり、伊達が「手伝え」と連行してきたのであろう。
佐助:だったらさぁ、何か扉を解凍するのに使えそうな道具とか持ってないの?
幸村:おぉ!確かに、自分の荷物のことを忘れていた!何かないか?(探)
元親:………駄目だ。ビンゴと景品しか持ってきてねぇもん。
元就:我もだ……。
佐助:俺様も今日に限って、火薬系統持ってないんだよね……。旦那は?
幸村:チョコとクッキーならあったぞ。
政宗:むき出しで鞄に入れるなよ。いつのだそれ。
幸村:(嗅)まだ大丈夫だと思うが……。
佐助:捨てなさい!
元親:つまり、今此処にあるのは、ツリーとビンゴセット一式だけってことか。
一同:………。
元就:なんだ、そのにやついた顔は。
元親:ビンゴグッズしかねぇんだ。やることは一つだろ。
政宗:Hah!?此処でか!?
元親:なんかしてねぇと、暇と寒さで死にそうなんだよ!決めた、今此処でやる。
ほら、座れ。れっつぱぁりぃだ野郎共。
政宗:人の台詞を盗るな。
元親:とりあえず、ツリーを飾るぞ。そっちに机があったな。猿飛、持ってこい。
佐助:は?机なんて要る?
元親:雰囲気だよ雰囲気。宴会っぽい雰囲気を醸してりゃ、寒さも和らぐってな!
ほれ、三角帽子もかぶっておけ!
元就:………。これはジョウゴだぞ?
元親:似合ってるぞ。
元就:嬉しくないわ。
幸村:飾り付けも発見したでござる!
佐助:………。確かに、折り紙で作った鎖は飾りとしてよく使うけど……
政宗:普通の鎖で壁をがんじがらめにされてもな。何処の拷問部屋だよ。
元親:あり合わせなんだから仕方ねぇだろ!気分だよ、気分。さ、始めるぞ!
――
元親:次………「6」!ビンゴおおおおおお!!!!
佐助:あ~あ、一位取られちゃった。
元就:貴様、何か姑息な手段を使ったのではあるまいな?
元親:機械が数字を決めてんだぞ、そんな真似出来るかよ。
政宗:仕方ねぇ、さっさと景品選びな。
元親:さぁて、どれにすっかな~。包み紙に入ってると、中身が読めねぇからな……。
幸村:それが面白いのではないか!
元親:だな♪こっちのが一番でかいが……舌切り雀然り、でかい葛籠にはろくな物が
入ってねぇ筈。こっちは何かはみ出してやがるし……。……これにするぜ!
佐助:中間の大きさ、鬼の旦那らしいね。
元親:どういう意味だコラ。さぁて……中身は~?ん?本っぽいな。
政宗:お前、読書なんかしねぇだろ(笑)
元親:いや、本は本でも漫画やライトノベルの可能性もある。来い、俺の趣味系!(開)
佐助:………「ZABEE、ファースト写真集・人間失格」。
元親:もぉとなりぃいいいい~!!!!
元就:ふむ、随分良い物が当たったようだな。だが、それが我の景品とは限らぬぞ。
元親:お前に決まってんだろうが!クリスマスを何教徒の祭りと思ってやがる!
独特の宗教広めてんじゃねぇ!
元就:誰の景品かは、明かさぬ約束の筈だぞ。
政宗:大当たりじゃねぇか(笑)
幸村:良かったでござるな♪
元親:ぐっ……(泣)
佐助:次、回すよ~。えっと……「20」。
元就:ふむ。ビンゴだ。
政宗:げ。俺トリプルリーチなのに……。
幸村:某、まだ三つしか開いておらぬ……。
元就:先に選ばせて貰うとしよう。………箱物は、箱ばかり大きくて中身は
粗末な可能性がある。歪な方が良い。
政宗:へぇ。じゃあ、その何かはみ出してる奴にすんのか?
元就:む……。これにしよう。
元親:何だかんだ言って、結局でかいの取るのかよ(笑)
元就:我は貴様とは違う。これも計算に寄るものよ。……(開)。………。
政宗:毛糸の腹巻きと靴下。
一同:………。
佐助:ちょ、な、何で一斉にこっち見んの!?
元就:まさか、手編みか?
佐助:さ、流石にそれは無いって!ほら、最近こういうのセットで売ってるじゃない!
1セットより2セットのが得だったりするから、家の腹出して寝てる人に
着せるついでにもう一個買った…………りしたんじゃない?この景品の人は。
元親:お前、忍のくせに、嘘下手な。
幸村:某確か、今も色違いの物を着……
佐助:見せなくていいから!次いこ次!
政宗:「15」だな。
佐助:あ、俺様ビンゴ~♪じゃ、これで。
元親:選ぶの早っ!
佐助:小さい箱の方が、帰る時かさばらないしね。
元就:発想がおばちゃんだな……。
佐助:あ。でもコレ、結構重いなぁ。なんだろ?(開)………鬼の旦那。
元親:いきなり名指しかよ。
佐助:だってこれ、アンタの景品だろ。ロボットの目覚ましなんて……。
元就:なんでも自分の趣味に引き寄せるな。いい大人が、こんなもの使うか。
元親:ホンダム目覚ましだぞ。ちゃんと3仕様の駆動音になってんだぜ!
政宗:誰もそんな違い解らねぇよ。
元親:しかも、電波時計だから絶対に狂わない。俺のお手製だぜ。有り難く思えよ!
佐助:へぇ、狂わないってのは有り難いかも。
幸村:当家の時計は、全部ばらばらの時間だからな。
佐助:止まってたり5分進んでたりね~。正確な時間が解らないんだよ。
政宗:俺の部屋のも、いつの間にか5分進んでたりするぜ。
佐助:それは右眼の旦那が、寝坊させないようにこっそり進めてるんじゃないの?(笑)
幸村:次は……「4」でござる。
政宗:BINGO!漸く来たぜ~!早速選ぶとす……
元就:……。
元親:……。
佐助:……。
政宗:な、なんだよ、その視線は。
佐助:いや、今残ってるのってさぁ、何かはみ出してる奴と、もう一個でしょ?
元親:今までの中身から考えて、残ってるのは伊達と幸村のだろ?
元就:とすれば、大方あの何かはみ出ている方は真田の……
佐助:空気を読んで、はみ出ている方を選ぶか。恥を忍んでも自分のを取るか。
元親:こりゃ見物だな。
政宗:此奴等……人事だと思って……。
幸村:さ、さぁ!政宗殿!どちらを選ばれるのだ!
政宗:ぐっ……。あのはみ出ている奴は、なんだか禍々しいオーラを感じる。
正直、欲しくねぇ。かと言って、自分のを取るのも馬鹿馬鹿しい。
だが、自分の景品は間接照明。在って困るもんじゃねぇ。
幸村:~~~~~っ。
政宗:そ、そんな目で見るな!
幸村:………(溜息)誰も……某の景品は……欲しくないのでござるな。
政宗:うぐぅっ!
元親:おおっと、これは精神攻撃だ!
佐助:良心が痛む竜の旦那、さぁどうする!?
政宗:実況すんな!これにすりゃ良いんだろ!
幸村:政宗殿ぉおおおお~(感涙)
政宗:大体、このはみ出てる突起物は何なん………げ。
元親:なんだ、それ?角?
幸村:お館様の肖像でござる。某が紙粘土で作り、色づけまでしたのだ!
佐助:大将って言うより、角の生えたムックみたいだけど……
元就:確かに、念の類はふんだんに籠もっていそうだな。
幸村:某が力作、可愛がってくだされ、政宗殿♪
政宗:My got……
――
元親:にしても、だ………寒っぃいいいいいいいいいいいい!!!!!
佐助:ビンゴも終わっちゃたし、このあとどうすんの?
元就:我に返った途端、寒さが増した気がするな……。
元親:なんかやることねぇと、凍え死にそうだ。何か一発芸でもしろよ伊達。
政宗:何で俺なんだよ……。
元親:主催者だろお前。
政宗:じ、じゃあ、トランプがあったからカードマジックでも……
元就:却下だ。
政宗:Hah!?
元親:ただでさえ苛々してんのに、お前の格好付けた指捌きが目に浮かぶようで腹立つ。
政宗:言いたい放題だな瀬戸内組……。
幸村:………。
元就:真田……?先程から妙に大人しいな?
政宗:幸村?
幸村:………(うつら……)。
元親:おい!こんな所で寝るな!寝たら死ぬぞぉおおおおおお!!!!
政宗:八甲田山か、此処は。
元就:また……雪が降り出したようだな。
佐助:道理で寒い訳だ。ホワイトクリスマスでも、感慨に耽る所じゃないね(苦笑)
元親:なんで野郎が身を寄せ合って凍えなきゃならねぇんだよ……畜生。
佐助:女の子の一人でもいればねぇ……。
元親:猿飛、お前女体変身とか出来ねぇのかよ。
佐助:忍を何だと思ってんのアンタ……。
幸村:………。
政宗:おい、幸村。お前、本気で寝るなよ。
幸村:………何か聞こえるでござる。
政宗:………Ha?
元親:おいいいいい!!!幸村!そいつぁ聞こえちゃならねぇ声だ!
戻ってこい!奴の誘いに乗るんじゃねぇ!川を渡るな幸村ぁああああ!!!!
元就:貴様、また妙な漫画に感化されたであろう……。
幸村:いや、本当に何か……叩くような音が……。
一同:………?
――
――………。
――………(がしょおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!)
小十郞:まさむねさむぅわああああああああああああああああああああ!!!!
政宗:あ、小十郞。
元親:おおおおお!!!天の助けぇえええ!!!
元就:おい、戸をぶち破ってきたぞ。
装甲車の体当たりにも耐えられる蔵ではなかったのか?
佐助:つーかさぁ、外から開けるなら、普通にお湯掛けて溶かせばいいんじゃないの?
小十郞:全く貴方という御方は!小十郞めの寿命をどれだけ縮めれば気が済むのです!
政宗:Ah~……俺だって好きで閉じ籠もった訳じゃねぇよ……。
小十郞:んなっ……!そんな憎まれ口を叩く方の元へは、サンタ殿は参りませぬぞ!
幸村:おお!政宗殿の元にもサンタ殿が毎年来られるのか!
佐助:へぇ。
元親:ほぉ。
元就:ふむ。
政宗:黙れ!!!見るな!!!
元親:やれやれ、兎に角コレで解放だな。馳走に預かって、仕切り直しと行こうぜ!
元就:我の分のチキンを食べたら承知せぬぞ。
佐助:ねぇ、右眼の旦那。此処ってタッパー持ち込み可?
政宗:………。
幸村:………政宗殿。
政宗:な、なんだよ!
幸村:今年も、良きくりすますでござるな♪
政宗:………。…………。……………そうだな。
――めりーくりすます。
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